2401 西穂高岳西尾根

日程: 2024年1月6日(土) – 8(月)
山域: 西穂高岳西尾根(北アルプス)
参加者: 国府谷・雨宮・他1名
行程:
第1日目: 新穂高(7:30) – 幕営地2350m(13:45)
第2日目: 幕営地(6:00) – 2800m(13:10) – 幕営地(16:30)
第3日目: 幕営地(7:30) – 新穂高温泉(13:20)

ピークの道標は見た・・・!

1月6日(土)

2350m辺りで幕営。トレースあり。
計画では西尾根を登って西穂高岳、西穂高山荘の方に抜ける予定でしたが天気がイマイチだろうと幕営地からのピークハントに変更。

1月7日(日)

夜から降り出した雪でトレースは全て消える。 28歳若者がラッセル奮闘。 朝方は晴れていたので穂高の中心で凍てつく気温だが美しい光景を堪能。
ラッセルもあって時間はそれなりにかかったが、西穂高岳へのビクトリー岩峯約50Mは目の前だ。西穂高岳山頂に近づけば近づくほど、ますます変わる暴風雪が
顔を打ちつけ痛いし悲痛な事にホワイトアウト化していたので引き返す。。。
だがテッペンの道標は見た!!
コレでよしとしよう。
帰りも我々が歩いてきた足跡はすでに消え、おまけにホワイトアウトで進む方向がわからない。ここで焦るだろうが信頼関係ができているので安全に帰ろうと思いロープを繋ぎながらチビチビ進む。こんな時はGPSが大活躍だ。
2日目の行程は、たかだか5000歩だったが10時間の行動になりビックリした。暴風の中では行動食も食べることもできず普段のトレーニングのおかげで生還。樹林帯に戻ってヤレヤレ。シビレル山行の後のテントの中は快適で仲間と楽しく夜を過ごす。
それにしても、一瞬でも北アルプスの懐の中の景色を拝めたことは帰ってきて写真を見る楽しみになった。その夜も雪は降り続け凍てつく世界となっていく。

1月8日(月)

50センチほど積もってトレースは全て綺麗に消えていたが若者が楽しそうに小屋までラッセルしたおす。疲労度は?ほとんどないそうな。
槍ヶ岳までもコレから登れますと言っているので大した大物だ。ただもうテントは嫌らしい笑 あったかい温泉に入って新穂高よ さようなら。

PS: 私のスポルティバネパールエボのソウルが浮いてきた涙 皆さんソウル張替えってしていますか〜
山の時間も残りわずかなので高くて買えない買えない。。。

(記: 雨宮)

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