2408 読売新道を登って赤牛岳 – 水晶岳 – 鷲羽岳

日時: 2024年8月18日(日) – 21日(水)
山域: 北アルプス
参加者: 雨宮・他1名
行程:
第1日目: 黒部ダム – 奥黒部ヒュッテ幕営
第2日目: 奥黒部ヒュッテ – 赤牛岳 – 水晶岳 – 水晶小屋
第3日目: 水晶小屋 – 鷲羽岳 – 双六山荘(幕営)
第4日目: 双六山荘 – 鏡平 – 新穂高

黒部最深部の読売新道を登っての夏山縦走3泊4日。 北アルプスへのアプローチはバスの予約が争奪戦。

バスタから扇沢までの直通バスも今年はなく、信濃大町での乗り換えで黒部ダムを目指す。 ナイトバスで早朝信濃大町に到着。
乗り継ぎバスは1時間後なので4人集めてタクシは1人1950円。 山友からのお誘いで相棒に選んでもらえて光栄でした。

読売新道に憧れも無かったが行ってみた。 どちらかというと水晶岳以降に興味があった。 ということで黒部ダムを出発。

こうして振り返ってみると何が1番辛かったか?って渡し船に乗るために脚が攣っていたのに、走って12時ジャストにヒクヒク痙攣しながら船に乗り込んだこの瞬間が1番辛かった。

後は歩いて歩いて赤牛岳。 ここからの稜線は果てしなく続く地球の隆起。
長いとわかっていたが、チビチビ歩けばいずれ到着。

水晶岳からの景色は楽園の様相が360度見渡せてとても素敵な光景だ。小屋も見えているのでテクテク歩いてようやく到着。

小さな小屋でしたが居心地の良いロケーションとスタッフさんの対応が心地良い。 夜雨が降り出したが朝には上がっていた。

昨日の歩いてきた道を思えば、鷲羽岳は楽勝だ。夏緑も目下に心地よく三俣山荘を目指す。

そしてかの有名な美味しいコーヒーにありつけた。のんびりカフェタイムできるのは女子旅ならではで嬉しい。

そこから双六まではお花畑の残像と咲いている小さな花を見ながら夢心地。 双六山荘テンバには、お昼に着いてゆっくりくつろげてよかった。

4日目はゆっくり温泉に入りたいから3時半の早朝出発。 夜が明けていく時間がとても美しい。

槍ヶ岳から西穂高まで見渡せる。鏡平以降はひたすら何も考えず下山のみ。

ひらゆの森温泉で念願のソフトクリームを頬張り、お風呂にゆっくり浸かってバスで新宿に戻る。 相棒はここから静岡まで頑張った。

4日間で約110388歩は過去最高かもー。長いルートでしたが天気も良く稜線を歩けてとても良かった。何事もなくこうして夏山が終わった。
ありがとうございました。

歩いた時間: 54時間
歩いた距離: 45.2km
累計登り: 3356m / 累計下り: 3693m

(記: 雨宮)

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