日程: 10月6日(日)
山域: 中川川大滝沢中流(丹沢)
参加者: 飯岡・他3名
行程: 大滝沢林道ゲート(11:12) – 大滝(11:58) – マスキ嵐沢標識(12:22) – 沖箱根沢(13:03) – 地獄棚(13:26) – 大滝沢涸棚(14:00) – 雨棚(14:08) – マスキ嵐沢標識(14:35) – 大滝(14:47) – 大滝沢林道ゲート(15:06)
前日の土曜日は雨模様であったが、天気予報では日曜日は曇だったので、予定通りに決行することとした。
ところが当日の朝、小田急線に乗って丹沢方面へ進むにしたがって雨がパラパラと降ってくるのが見えた。
新松田駅に着くと、やはり小雨が降っていた。
ここから約1時間バスに揺られて大滝橋へ到着。
相変わらず小雨であったが、そのうち止みそうな気配でもあった。
大滝沢林道ゲートの辺りで身支度を整えた後、林道を50mほど歩いた辺りから入渓。
沢の水は、この時期にしては冷たさを感じるほどではなかった。
出だしはナメとナメ滝が気持ち良い。
浅い釜を過ぎるとまたナメ滝が続く。
10mの堰堤は傾斜のゆるい斜面を登って登山道に出て巻いた。
気が付くと雨も止んでいた。
登山道を進むとトラロープが巻かれた道が沢へ下りていたので、それを下った。
渓流の先には15mのスラブ滝があったが、ここの高巻きも厳しそうだったので、先ほどの道を戻って登山道に出た。
登山道を進み、低い堰堤の手前の踏み跡から沢に入る。
この堰堤も巻けなかったので、先ほどの踏み跡から登山道へ上がる。
登山道を進むとマスキ嵐沢が横切っており、その手前に堰堤があった。
堰堤で出合地点が見えなかった為、マスキ嵐沢が本流だと勘違いしてしばらく遡行する。
周りの様子から、道間違えに気が付き、慌てて本流方面へ戻ったが30分ほど時間をロスしてしまった。
その後しばらく遡行し、右岸に沖箱根沢のF1を見つつ稲妻状のナメを上がっていく。
すると、左手側の方に高さ50mの威圧感のある地獄棚が現れる。
中々の迫力である。
ここから、そのまま沢を戻る手もあったが、滝の左岸の高巻きに取り付いて登山道に出て下山する事にした。
小尾根を登るルートだが、急なガレ状のルンゼを登っていくと、右か左かどちらに巻いた方が良いかが分かり辛く、ルートファインディングが必要となる。
急斜面の先に尾根が見えたのでそこを目指すが、あまりに急な斜面であった為リーダーにロープを出してもらった。
無事に尾根に上がることが出来、そのまま尾根を稜線まで上がって登山道へとたどり着いた。
あとは、ゴール地点の林道ゲートまで淡々と下りて行った。
今回、西丹沢という事でヒルを気にしていたが、結局私を含めて3名がヒルにまとわりつかれた。
吸血される前に塩で抹殺したが、やはり今年は10月に入っても気温が高いせいか気を抜けなかった。
(記: 飯岡)