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2411 ザイル祭・小川山

日程: 2024年11月16日(土) – 17日(日)
山域: 小川山
参加者: 国府谷(L)•平井•林•大塚•酒入•川西•加藤•飯岡

初めて参加したザイル祭は、小川山でのクライミングを挟んだ11/16の夜、三鷹市上郷自然の村の宿舎に設営された祭壇にて厳かに執り行われた。

リーダーから道具と山への感謝と安全祈願のお言葉を頂き、一同礼。

その後は、皆が持ち寄ったお酒やおつまみを囲んでの懇親会となった。
初参加者は5名おり、楽しい団らんと共に大先輩のHIさんから、会の登攀の歴史や非業の遭難事故等々の話しをお聞きし、改めて会の歴史を知ることとなる。

後日、古い会報誌を見たのをきっかけに、気になって色々と調べてみると、思っていた以上に歴史のある山岳会だという事を今更ながら知ることとなった。

それはただ古いという歴史だけではなく、戦前に某大学高等商業学校のOBが中心となって創立され、今年で創立85年になること、そして創立1年目の会員は110名(内女性が34名)を数え、隆盛期には国内の名峰の登攀はもとより、ヒマラヤのビッグホワイトピーク登頂、ギャチュンカン登頂などに成功していたという輝かしい歴史である。
ただ、長い歴史の中には低迷期もあったようだが・・・

今では時代も変わり、会のスタイルも現代風であると感じているが、会の歴史を改めて知ったことにより、自分があっさりと鵬翔山岳会の門をたたいてしまったような気になった。

さて、クライミングの方だが、初日は小川山ガマスラブ周辺、2日目は屋根岩2峰を登った。
HIさんは、2日目早朝に甲武信ヶ岳へと向かった。

懸垂下降+バックアップのセット方法や、終了点での結び替えのミニ講習も開催してもらい、実のあるザイル祭+クライミングの2日間であった。

(記: 飯岡)

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