日程:2025年9月6日
山域:巻機山
参加者:齋木・大塚・加藤
(記:加藤)
上越の美渓を2本遡行してきました。
1本目は魚野川水系登川の三嵓沢へ。
行程
駐車場(10:30)〜入渓(10:50)〜アイガメノ滝(11:35)〜ヌクビ沢出合(12:35)〜三嵓沢出合(13:10)〜登山道(15:50)〜駐車場(17:55)
6時に都内を出発し、10時過ぎに桜坂駐車場に到着。ラス1のスペースに運よく駐車できました。登山道から30分程で割引沢の入渓点に到着。上越も残暑で然程涼しくもなく、短いアプローチでも汗だくになりました。入渓するや否や腰まで沢に浸かって冷却。
遡行を始めるとすぐに滑り台状の滝があり、ザックを置いてウォータースライダーに突っ込みました。最高に気持ちが良い!
ナメ滝と白いスラブが続く美渓を進み、藍色の大釜を持つアイガメの滝へ。右岸の登山道は巨大な雪渓のブロックで塞がれていたので雪渓裏から巻きました。
アイガメの滝を越えるとゴーロ帯となり、正面に天狗岩が聳え立っています。サワグルイのブログによると、この天狗岩には南陵フランケというルートがあり、あのコミネさんはこのルートに行ったことがあるそうです。
二俣を右のヌクビ沢方面へ進むと布引岩という立派なスラブ岩盤が出てきます。ツルツルのスラブですが、ラバーソールがばち効きなので快適に歩けました。
三嵓沢からは小滝が連続します。登れる滝が多いので楽しい。
沢幅が狭くなり源頭の雰囲気に。詰めの藪は膝くらいの高さで藪漕ぎも短いという前情報でしたが、足場の悪いザレと滑りやすいニラの急斜面を詰めるのは結構大変でした。最後は笹と灌木の薮をトラバース気味に進み、ニセ巻機山近くの登山道に出ました。
もっとお手軽な感じの沢イメージしていましたが、そこそこ長くて登りごたえがあり、渓相も良く、充実した1日となりました。自分たち以外のパーティーがいなかったので壮観な景色を終始独占できたのもお得感があって良かったです。
下山後は近くのキャンプ場にテントを張ってから金城の湯に入り、六日町の魚沼釜蔵総本店へ。
空腹すぎてメニュー選びに悩みましたが、結局3人とも同じ肉の食べ比べ的な丼物を注文しました。これが大当たりでめちゃくちゃ美味しい!齋木さんは物凄い速さで完食していました。
翌日は米子沢へ。

累積標高(上り): 1677 m