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2511 広沢寺の岩場

日程: 2025年11月06日(木)
山域: 広沢寺の岩場(丹沢)
参加者: 大塚・他1名
行程: 広沢寺温泉無料駐車場(09:10) – 岩場着(09:30) – 広沢寺温泉無料駐車場(16:00)

広沢寺でロープワークの訓練を行いました。

  1. プレゼントファイブ(5.7)
    岩場についてまずはウォーミングアップのつもりでシングルロープ(9.4mm, 60m)で登りました。今回はマルチピッチのロープワーク練習が目的のため、1ピッチだけの登攀ではありましたが終了点でアンカーを作り、セカンドをビレイする形で登ってもらいました。その後は懸垂下降をセットするまでの流れを確認しながら降りました。
  2. プレゼントファイブ(5.7)
    2回目のプレゼントファイルはダブルロープ(7.8mm, 60m)も使い、ダブルロープの状態でリード時は交互にロープをクリップする流れを意識して登攀しました。終了点でアンカーを作りビレイしたのち懸垂で降りる流れは1回目と同じです。しかしビレイ中に日本のロープを綺麗に束ねられていなかったため、懸垂用に束直すのが大変でここで時間を消費しました。その後の行動を意識して、ビレイ中からロープを整理しておくことが重要だと再認識しました。
  3. 一般左ルート(5.7)
    ここまでのロープワークピッチを切って一連の流れを練習することにしました。一般中央ルートでやりたかったのですが先行パーティがいたため、一般左ルートを使うことにしました。つるべ式でのリード・フォロー交代時のロープの扱いを確認しながら登攀しました。
  4. クラックルート(5.7)
    最近カムを0.2〜4まで買ったので今日セットの仕方を練習したいと思い、クラックルートを登りました。クラック自体はあまり大きいものではありませんでしたが、途中途中の程よい隙間に小さめのカムを4本セットして登ることができました。このルートはボルトもあるのでクリックドローでクリップしつつカムのセットも安全に練習できたのが個人的によかったです。
  5. 右スラブ(5.9)
    クラックルートを登った際にロワーダウンで降りたのですぐ横の右スラブルートをトップロープ状態で登りました。中間のテラスからスラブに取り憑く際の出足が悪く、なかなか怖かったけどなんとか落ちずに登り切れました。
  6. 一般中央ルート(5.8)
    先行パーティがいなくなったので一般中央ルートをリードで登りました。直前に右スラブを登っていたので、足も手も安心して掴めるホールドがあるこのルートはとても楽しい気分で快適に登れました。
  7. 右スラブ(5.9)
    最後に先ほど登った右スラブをリードでチャレンジしました。2回目なので慎重に足を置きつつ、緊張感はあったもののなんとか落ちずに登れました。

そのほか空いた時間にムンターヒッチでのビレイなどを試したりしつつ16時ごろに帰宅しました。広沢寺は優しいルートも多く、初級者が基本的なロープワークを練習する良い岩場だと思いました。ただ狭いので休日は講習会などで混んでいるようなので、平日に来るのが良いだろうなとも思いました。

(記: 大塚)

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