日程: 2026年1月24日(土)
山域: 湯河原 幕岩
参加者: 大塚・他
行程: 幕山登山口(8:18) – 悟空スラブ着(9:12) – 幕山登山口(14:52)
湯河原幕岩にて、悟空スラブでのマルチピッチクライミングの練習を行いました。
アプローチは希望峰の「シャクシャイン」横の道から進み、すぐ右手に設置されている補助ロープのある踏み跡を利用しました。ピンクテープと設置ロープが継続してあり、ルートは全体的に明瞭で迷うことはありませんでした。また、我々の他にはパーティの姿もなく、ゆっくりと装備を身につけて準備に取り掛かりました。
1回目の登攀は私は最初フォローで同行者の方にリードで登ってもらいました。悟空スラブは全4ピッチのルートですが、50mのダブルロープを使用し、3・4ピッチ目を繋げて登攀したため、実際には3ピッチでの登攀となりました。傾斜も緩やかで怖さがないため、リード・フォローの一連の流れやロープワークに集中して練習することができました。
懸垂下降は2回に分けて行いましたが、ロープ回収の際に途中の木の根に結び目が引っかかりそうになり(添付の画像参照)、ヒヤリとする場面がありました。この点については、ピッチを細かく切っておけばより安全だったと反省点として残りました。

2回目はスタートを交代し、最初からリードで登らせていただきました。一度登っていることもあり、全体の流れや支点位置が把握できていたため、1回目よりもスムーズに登攀することができました。懸垂下降は先ほどロープが引っかかりそうになった木の根付近を考慮し、3回に分けて安全に下降しました。
悟空スラブはルートが屈曲していることに加え、木の根やボルトなどロープが引っかかりやすい要素が多いルートです。特に懸垂下降時はロープの流れを意識し、ピッチを細かく切るなどの工夫が必要だと感じました。ただ、登攀自体は優しいため支点構築やビレイ中の姿勢、ポジションおよびロープ捌きを確認しながら登ることができ、私のような初心者がマルチピッチの練習をするにはうってつけだなと思いました。
短い行動距離ながら、マルチピッチの手順確認や懸垂下降の反省点を含め、学びの多い一日となりました。今後のアルパインクライミングに向けた良い練習山行となったと思います。
(記: 大塚)
