見学希望はこちらからお問い合わせフォームへ

2604 阿弥陀岳南稜

日程: 2026年4月18日(土)
山域: 八阿弥陀岳・南稜(八ヶ岳)
参加者: 大塚・他
行程: 船山十字路(5:04) – 立場岳(7:15-7:19) – 青ナギ(7:43-7:45) – 阿弥陀岳(11:19/12:11) – 展望ポイント(12:45/12:49) – 御小屋山(13:48/13:56) – 船山十字路(14:33)

前日は八ヶ岳山荘の仮眠室に宿泊し、翌朝5時に船山十字路を出発しました。南稜の取り付きから立場岳までなかなかの急登が続き、ふくらはぎが攣りそうになりました。なるべく疲れないようにゆっくり歩くことを意識しながら高度を稼ぎました。

立場岳を過ぎたあたりから足元が悪くなりアイゼンを装着しました。青ナギを超えていよいよ破線のバリエーションルートに入りましたが、この時期の雪渓はほぼなく、薄い氷がちらほらある程度でした。岩稜をアイゼンで歩く時間が大半を占めましたが、これはこれでアイゼン歩行の良いトレーニングになったと思います。

核心のP3ルンゼ取り付きへ向かうトラバースはかなり緊張しました。設置されているワイヤーロープが破綻している上に、途中の岩に打ち込まれた支点ボルトもぐらついている状態でした。このワイヤーにセルフで荷重をかけるのは危険と判断し、ロープを結節して速やかにリード登攀に切り替えました。P3ルンゼに乗り上がる箇所は若干立っていて緊張しましたが、慎重に突破しました。上がってすぐのボルトにアルヌンをかけ、40mほど登ったところで縦に3箇所打ち込まれたボルトを発見したので、そこでアンカーを構築しました。P3は2ピッチの登りで終了しました。

P3を過ぎて草付きを登ると一気に岩稜の稜線へ出ました。ビクトリーロードが目に入り、達成感が込み上げてきました。P4は巻いて、12時過ぎに阿弥陀岳に登頂しました。天気も良く、山頂からはパノラマの景色を存分に堪能しました。下山は御小屋尾根経由で船山十字路へ向かい、14時半ごろに下山完了しました。帰りはもみの湯で汗を流し、双葉PAでカツカレーを食べて帰路につきました。

雪は少なかったものの、今シーズンの目標のひとつとしていた阿弥陀南稜に登ることができました。P3では何度かリードも経験でき、アルパインクライミングにおける実践的なロープワークの経験を積む良い機会となりました。今回の経験を活かして、引き続き次なるルートに挑んでいきたいと思います。

(記: 大塚)

この記事が気に入ったら
フォローしてね!