2004年11月21日
国府谷・坂田
掛川(静岡山岳会)・鈴木(ゲスト)
11月20日(土)
22:00(綱島発)
国府谷・坂田は前夜発。
ルネッサ城ヶ崎へ向かう。
ルネッサ城ヶ崎までは、比較的スムーズに行けた。伊豆スカイラインも検討したが、結局、
第三京浜→横浜新道→真鶴道路→熱海ビーチライン
のルートを取った。ルネッサ城ヶ崎は規模が大きく、駐車場を見付けるまで少しうろうろしたが、1時には就寝できた。テントは張れないので、車内で仮眠。良く眠れた。
11月21日(日)
7:30
起床。掛川さんを伊豆高原駅へ8:00過ぎに迎えに行くため、寝坊は禁物だったが、快晴で明るかったため問題なし。思ったより涼しい。ガイドブックに書かれていた駐車場は、ルネッサ城ヶ崎内の「無料」駐車場でだと思い込んでいたが、国府谷さんには違和感があったようで、ガイドブックを見直してみる。地図を見るとちょっと外れているようにも見える。周辺をうろうろしてみようと出発してみると、50mほど行ったところにトイレ付きの「いがいが根」駐車場を発見。ここが正解のようだ。ハイシーズンは分からないが、少なくともこの時期は無料のようだ。
8:00
伊豆高原駅で掛川さんと合流。
8:20
バイクの鈴木さんと合流。
9:00
あかねの浜へ向かう。ガイドブックでは、いがいが根駐車場から伊豆高原駅の方へ向かい、「喫茶ジュピター」で左折となっているのだが、この喫茶が発見出来なかった。潰れたのだろう、という意見で一致。大きい看板地図のところに自然探求路の入り口があり、迷うことは無かった。15分ほど歩くと、あかねの浜と書かれた道標があり、岩場へ到着。この頃には非常に暑く、半袖になる。我々が一番乗り。初めての城ヶ崎は想像以上に良いシチュエーションだった。向かって右手の方の増長点などのビレー点は波しぶきがかかるくらい。海は穏やかだったが、音が波が砕ける音がすごかった。
9:45
イソギク 5.7(国府谷リード)
今回最初で最後のリードとなった。名前の通り、黄色の菊がクラックの所々に咲いている。途中までは階段状だが、丈夫のクラックがなかなか厳しいようだ。トップロープをセットし、鈴木さんがトライ。やはり、同じところで渋っていたが、クリア。掛川さんは、残念ながらクラックを通過できず。坂田は、どうにかクリア。右手をフィンガージャム、左手は大きめのホールドに置き、右足をクラック内のスタンスに載せて体を持ち上げ、左足をスタンスに持ち上げられればOK。初めてのフィンガージャムは、不安ながらも感覚が掴めたのが収穫だった。これは重大な反省点だが、最後の懸垂でラークを2個やってしまった。ケガ人が出なかったのは幸いだった。
ここで団体が次々と到着。ゲリラ的にトップロープを一帯にセットし、占拠してしまった。もし、我々の方が到着が遅ければ、どうなっていたことやらと不快に思っていたら、ICIの講習会だった。しかし、空いているロープは自由に使わせてもらえることになり、一転、ラッキーな状況となった。講師が2人で、うまい登りも見られたのも良かった。
ライトレイン 5.8(トップロープ)
国府谷さんは、さっきよりもスムーズに登れたようだ直接は見ていなかったが)。掛川さん・鈴木さん・坂田とも、ハング岩左下逆△のホールドをキャッチし、右へトラバースするところで断念。傾斜が強く、持久力必要。城ヶ崎はグレードが低くても傾斜が強めなので、ムーブは素早く完了させることが求められる。
12:30 昼食
キャンドル 5.7(トップロープ)
出だしのやや甘いホールドで体を持ち上げるところが苦しい。ホールドがやや出っ張っているため、持つと後傾になるため、バランスが甘くなって躊躇してしまう。ここは思い切りが必要。上部のクラックも、出だしのスタンスがはっきりしないが、左手はフィストジャム、右手をハンドジャム(2本クラックが走っている)で体を支えて足を持ち上げてクリア。掛川さん、粘ったのだが、惜しくもクリアならず。ごぼうで核心部を越えることも試みたが、傾斜が強いので、体が岩から離れてしまい、これも厄介だったようだ。最後の国府谷さんは、いかにも5.7という感じでスタスタ完登。
ラッキーストーン 5.10a(トップロープ)
国府谷さんトライ。ハング岩下の水平クラックに肘まで突っ込んでジャミングして左へ体を移すところが核心っぽい?(これ以降はよそ見していたので不明)
毘沙門天 5.9+(トップロープ)
最後は波打ち際近くの高さのあるルート。最後の最後が核心。やや張り出した岩を乗り越えるところに小さいホールドが1つあるかないかという感じらしく、鈴木さんが粘ったものの、惜しくも断念。国府谷さん完登。掛川さんはお疲れの様子。坂田は半ばの最高に気持ち良いホールドをゲットしたところで断念。
15:30 撤収
行きに見つけられなかった「ジュピター」を発見。しかし、「喫茶ジュピター」ではなく、「レストランジュピター」であった。
高原の湯へ立ち寄り、すかいらーくで夕食。19:00頃出発したが、大渋滞で綱島へは23:20着。鈴木さんは伊豆スカイライン経由で。掛川さんとは熱海で別れた。
あかねの浜は、クライミング初級者にはピッタリのところだった。トップロープをセットできる林が終了点なのが良い。駐車場からのアプローチも楽。今回は、ICIのお陰でトップロープセットの手間も無く、楽しめたのが良かった。本数もそれだけ稼げたと思う。
国府谷さんの記録が最も参考になるはずなのだが、PCが故障中とのこと。写真などは後日アップ予定。
(記:坂田)