日時: 2007年11月7日(水) 19:00 – 21:00
場所: 豊島区生活産業プラザ8階
主催: 株式会社ロストアロー、ブラックダイヤモンド・イクイップメント
当日は集会の開催日であり、主催する立場でありながら参加させていただき、ご迷惑をお掛けして申し訳なかった。滅多にない機会ということで、参加者希望者が殺到したら集会を延期するつもりでいたが、幸いにも(???)手を挙げたのは廣岡さんのみであった。今後、このような情報はもっと早く手に入れ、伝えるようにしたい。
講演の内容は濃密で非常に有意義だった。マルコ・プレゼリの主なクライミングをほぼ網羅しつつも、発散することなく一貫したメッセージを伴っていた。スライド自体も良かった。
何回か繰り返され、頭に焼き付いた言葉は、「これをどうグレード付けしたらいいか分からない」というものであった。下山を含めたトータルで捉えた場合に客観的な評価が可能なのか、という疑問。2007年度のピオレ・ドール賞を辞退という行動の原動力となったのだろう。ちなみにピオレ・ドール賞の第1回目の受賞はマルコ・プレゼリ。
それにしても会場はそうそうたるメンバーで埋め尽くされている。目標となる若手アルパインクライマー1人、横山さんに初めて会えて大興奮(ロストアロー社の社員だったのか~)!馬目さんも居た。20時まではビールなんかを飲みながらの懇親会だったのだが、もう心臓がバクバク。廣岡さんを見つけた時はホッとした。そして平山さん・菊池さん・池田さん・山野井夫妻・えのきどさん、この狭い会場の中で圧倒された。山の世界って狭いなぁ。けど遙か彼方だ。
自分の理想とするパイオニアワークにたどり着くためには、まずグレードアップ。もうちょっと早く気付けば良かったのだが、まだ遅くないはずだ。強敵出現の予感に、ますます燃え燃え。
(記: 坂田)