日程:12月12-13日
場所:箱根中強羅、リゾートマンション
参加者:飯田,安達,平井,久世,国府谷,牧田,五十島,高橋,雨宮,鈴木さん,想太朗くん,勇成くん
ザイル祭に初参加
会でザイル祭というものが、2日間の予定で計画されていることを知った時
どんなことをするのか全く想像もつきませんでしたが
なんだかとても神聖な儀式に思え参加。
安達先輩からは
「昔は、色々なところで行いまして、その頃は、先輩後輩の壁が厚く、
それをザイル祭のときは無礼講の懇親会になり、先輩方との相撲等力比べ、
古いザイルを使っての綱引き等、日ごろ厳しい先輩を胴上げし、
そのまま落とす等、やっていました。
そのためか、二日酔いの人が多く、山行どころでは無かったです。
そして、利用した宿泊施設から、2度との利用を断れました。」
このメールからは
「2度との利用を断れました」がインパクトが強くて
無茶な大人子供?たちの儀式?
胴上げは無理でも
相撲はおもしろそうだな~
高橋さんと綱引きしたらどうかな~
などとイメージトレーニングを膨らませて当日に⭐︎
新宿で国府谷先輩に五十島、高橋、雨宮をピックアップしていただき
いざ行かん箱根のザイル祭へ!!!
そこは、とあるマンションの一室
祭?
全国から凄腕のクライマー達が集まってくるのだろうと思っていた雨宮。。。。
あら?
ひとまず温泉に Lets go!!!
前の晩、写真編集が3時までかかり
撮影の疲れやらで背中が凝りに凝っていたので
それはもうこの温泉は極楽極楽⭐︎
お風呂から上がると立派な祭壇が出来上がっていました。
先輩らが大量の食料を仕入れてくださったので
新人の我らはほんのお手伝いしかできず、ごめんなさい。
そして飯田先輩が声を発すると背筋が伸び「かしこみかしこみ。。。。」
山の頂は素晴らしい。
生きてる実感を強く感じられる場所ですが
気象条件の変化とう何があるのか本当にわからない。
幾度となくおこってしまう山での試練、下山してからの苦しみ、
それを経験している先輩たちの心中、悲しみは計り知れず深いものだと思います。
人間は愚かで儚い
どんなに山を経験していたとしても
驕りの心にならないようにとの安全再確認の儀式は
年に一度は必要なことなのだろうと
先輩たちの背中が私たちに教えてくれました。
ザイル大明神さまへの祈りが終わると、親睦会でかんぱ〜い♪
新鮮なお刺身や手作りポトフやサラダ、そして大量のお酒で賑やかな一夜の始まりです。
会話の中心はやはり山の話が多く
楽しい山行や、それとは裏腹に事故のお話。
そして
山岳会に届いたこのお手紙を手にしたとき
瞬時に開封した久世支部長のお気持ちをお察しいたします。
次の日、皆んなで集合写真を撮って解散いたしました。
深く考え、深く呑みあい、あったか温泉で癒され
充実した2日間に深謝申し上げます。
(記:雨宮)
毎年の事ですが、2015年のザイル祭を、箱根で行いました。
行動:12月11日(金)9時久世会員宅発、安達、久世、想太朗、勇成、鈴木、啓伍
安達車にて
深夜、牧田会員着
12月12日(土) 湯河原、城山登山 安達、久世、牧田、鈴木さん、子供達(3)
頂上にて、湯河原駅から登ってきた、平井会員と合流
湯河原のスーパーにて、ザイル祭お供え物、食料酒類購入
夕方、国府谷車にて、国府谷、五十島、高橋、雨宮会員合流
祭壇を作り、飯田さんに毎年の事ですが、神主役に、なって頂きました。
何時もより、厳かな祝詞を上げていただきました。
山岳会会員の今年の安全登山の感謝、
これから一年の、安全祈願をして頂き、お祓いを受ける
その後、買い出して来た、地の物様なの各種刺身、などを並べ、
懇親会に移りました。
飯田さんの昔の鵬翔話、若い人のこれからの、抱負など何時尽きることなく続きました
このマンションは、24時間温泉付ですので、三々五々温泉に入ります。
12月13日(日)
この日は、生憎の雨天の為、幕山でのクライミングをする予定も出来ず、
皆、朝からゆっくり温泉に入り、昼過ぎに退去しました。
何時もの、飯田さんの祝詞が、今年は、バージョンアップし、皆神妙に聞き入りました。
この行事が終わり、冬山の世界に入ります。
安全登山を祈願いたします。
記:安達