日時:2017年1月28日(土)〜29日(日)
参加者:五十島(L)、雨宮、魚瀬、林、他1
行程:28日(土) 西参道第一駐車場 日光東照宮(6:00)-行者堂–稚児ヶ墓(7:40)-白樺金剛(9:00)-逢拝岩(11:00)-唐沢小屋(15:00)
29日(日) 唐沢小屋(6:00)-女峰山山頂(7:20)-唐沢小屋着(8:30)-唐沢小屋発(9:00)-逢拝岩(10:30)-西参道第一駐車場 日光東照宮(13:00)
雪山でのトレーニングを兼ね日光女峰山へ。
今年も雪が少ないと聞いていたが、出発前の1~2週間は寒気が入り、連日各地で大雪とのニュースが流れていた。女峰山の積雪も増えているではないかと、たんまりとラッセルが出来るのではないかと、期待と不安を抱きつつ金曜日の夜に東京を発つ。
1日目
6時に東照宮前の駐車場発。二荒山神社の脇を通り行者堂裏の登山道入り口へ。これがわかりづらかった。雪はあるもののうっすら積もっている程度。トレースもついており問題なく歩ける。もう少し雪があると思っていただけに少し拍子抜け。快晴のもと幅広の緩い尾根を気持ち良く歩いてゆき7時20分頃に稚児ヶ墓。
このあたりからやや積雪が増えてくる。ひらけた笹原を抜け樹林帯に入った先でトレースがなくなりワカンを装着。ただ積雪はそれほど多くなく快適に進む。サクサク。
他の登山者もおらず、たまに会うのは鹿ばかり。とても静か。
八風から黒岩のガレ場をトラバースし11時頃には想定していたよりも早く逢拝岩に到着。
ここから傾斜が急になり積雪も増えてくる。膝下程度のラッセルだが踏み抜くと股下までしっかりと埋まる。トップを交代しながらラッセルを満喫しつつ進んでいく。
15時過ぎには唐沢小屋に到着。積雪の状況によってはもっと時間がかかるかと内心不安だったが、明るいうちに小屋に着けてほっと一息。小屋は2階建で中にはマットや毛布、テーブルも完備。明かり取りの窓も多くある。日当り良好、家具付きの優良物件。
夜も小屋内の温度計では-4℃~-5℃程度で寒さもそれほど感じなかった。快適。
2日目
6時頃に唐沢小屋を出発。しばらく樹林帯を進んだ後、頂上下の急登を登っていく。地図上では頂上直下は頂上に向かい左の尾根を辿るのが夏道になっている。
尾根寄りにルートをとったもののやや直登気味に登ってしまう。深雪と雪の下に隠れた灌木に足をとられつつも7時20分頃には山頂に。
天気は曇りの予報だったがこの時点では快晴で360°日光の山々と雲海を見渡せる。日光ってこんなにも山深い場所だったのだと気が付かされる。景色を眺めてしばらく山頂を満喫。
下りは駆け下りるように小屋まで帰ってくる。
荷物をまとめて9時過ぎには下山開始。下りはアッという間。大勢の観光客で賑わう東照宮に昼過ぎには帰って来た。
日光の山はあまり登ったことがなかったけれども、とても静かで気持ちの良い山だった。
温泉の後、8000円の栃木牛ステーキ・・・は諦め、みんなで唐揚げをたらふく食べて帰路についた。
(記:林)