日時:9月3日(日)
行程:夜叉神~夜叉神峠~杖立峠~苺平~薬師岳~観音岳~地蔵岳~観音岳~薬師岳~夜叉神峠~夜叉神
参加者:
久世(L)・五十島・林 静岡:ウランちゃん・漆畑さん
今年の日帰り山行は、本当は八ヶ岳全山縦走ワンデーにしたかったのですが、諸般の事情により鳳凰三山の
往復となりました。ただ2年続けて甲斐駒だった故、一気に登り・一気に降る登り方でしたので、縦走での日帰りは初となります。
コースは夜叉神から地蔵岳までの往復なので、特に厳しい所は無く、楽しんでの山行となりました。メンバーは、五十島君・林君そして静岡からウランちゃん・漆畑さんの5名である。
前夜、夜叉神の駐車場まで入り、静岡組とも合流し仮眠。車が意外に多く来て、案外寝ずらいが、4時半起床。
日頃の疲労が抜けない中、5時15分出発。夜叉神峠までの急登が、朝イチの身体にはキツイ。とはいえ何とか
まだ薄暗い夜叉神峠に着く。ここで漆畑さんと別れ、我々は先を急ぐ事とする。
しばらくすると、後ろから熊除けの鈴の音が近づいてきて、トレランの方にあっという間に追い越されてしまった。走る事は出来ないなあ~。
それでも杖立峠、苺平と順調に進み、南御室小屋に着く。既にテント泊の人は、テントの撤収が終わっている
方が多く、皆早起きである。砂払岳からようやく視界が開ける。天気も最高で、まさに夏山稜線漫歩といった感じで、とても気持ちが良い。
8時半、一つ目のピークの薬師岳に到着。正面に北岳がくっきり見え、素晴らしい景色である。少し休んで
8時50分今度は観音岳に到着するが、この辺りから人が多いなと感じられる。他の登山者もいて、地蔵岳まで、ゆっくりしたペースとなる。
9時半賽の河原到着。オベリスクには初めから登らないつもりでしたので、ここで大休止。甲斐駒も正面に
見えて、なかなか良い感じである。機会があれば、夜叉神から鳳凰三山を越えて、甲斐駒そして黒戸尾根を
降りるコースの日帰りも出来るかな? と、皆で話していました。
往路を戻る形で、賽の河原を出発。観音岳までの登りがちょっとシンドイ、この頃から雲も出てきて、
景色も見えたり、見えなかったりとなる。さらにもうひと踏ん張りで薬師岳、その先の南御室小屋まで進んだ所で、しばし休憩。
そしてこの休憩が呼び水となったか、五十島君・林君がトレラン選手に変身して、猛ダッシュで走り始めた。
苺平までは登りなのだが、お構いなしに走る走る。その先、夜叉神峠までの長い下りも、また走る。私も
必死の早歩きで食らい付く。「膝が悪いのだから、走らない」って普段から言ってるのに~。ウランちゃんも
直滑降走りで、後ろから煽って来て、まったく気が抜けない。
なんだかとても気持が疲れた頃、夜叉神峠に到着。まだ午後1時にもなってないよ~。ここで再び漆畑さんと
合流。彼女も薬師岳までは行ったとの事。ようやく普通に歩いて、夜叉神まで降り、桃の木温泉に寄って、帰京しました。
思ったより、早く終わってしまったので、来年こそは、八ヶ岳にて日帰り山行に行きたいと思います。
皆さん、行きましょうね!!
(記:久世)