2306 瑞牆山 「大面岩左稜線」他

日程: 2023年06月24(土) – 25日(日)
山域: 瑞牆山
参加者: 林・江戸

トラッド&マルチの修行の場を求めて瑞牆へ

6月24日(土)

○大面岩
・左稜線

計10ピッチのボルテッドルート。
アプローチは、カンマンボロンを通り過ぎて10分程度、瑞牆本によると苔生した大岩(初見は気付きにくい)を目印に左上。
最初から左稜線を目指そうとすると佐久間の塔に迷い込みそうになるので(体験談)、フリーウェイの取付きを目指してから壁伝いに左稜線に向かうようにすると良さそう。
スタートはオリジナルラインの2p目から。4p目のトラバース、5p目のカンテ、6-7p目のスラブと、悪いor怖い難所が続く。
9p目は、奥に進む程狭まっていくチムニー。身体が太い人間は残置のリングボルトからだいぶ離れる羽目になる。そして上に抜けた先には苦しいオフィズスが待ち構える素晴らしい内容。平日中の雨濡れが残っており恐怖は5割増で、このピッチだけで精根尽き果てそうになった。まだまだ修行が足りない。
下降は頂上を小面岩方面に進んだ辺りにある支点から懸垂下降して大面小面のコルへ。そこからは歩き。

6月25日(日)

○不動沢 かもしか岩
・カモシカルート

トポを見ていて手頃そうに思えたカモシカルートを目指し、不動沢方面へ舵取り。不動沢の駐車場を右に行った後は、屏風岩・エンペラータワーを横目に不動滝への道を進む。
かもしか岩への分岐は分かりにくく(殆ど消えている)、かもしかルートの取付の捜索にも手こずった。ルートは一見して登られている様子はなく、手に負えるかも分からないのでこの日は撤退。
屏風岩周辺に興味が湧いていたものの、C4?6の手持ちが少なくカサメリへ転進。

○カサメリ沢 コセロック
・漁師の娘 探探

前回は上部の核心が手に負えず敗退した。
今回も探りに終始したが、核心の足の置き場がわかったので満足。

思うこと
・カムの手持ちが乏しく、ショートルートで練習するにも初心者向けのマルチに突っ込むにも、選択肢が少なくもどかしい。次回までには買い揃えなければ。

(記: 江戸)

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