日程:2025年6月29日(日)
山域:谷川岳
参加者:林、谷井
行程:白毛門駐車場(3:00) – 白毛門(5:05) – 笠ヶ岳(5:40) – 朝日岳(6:40) – 清水峠(7:50) – 七ツ小屋山(9:05) – 蓬峠(9:40) – 武能岳(10:30) – 茂倉岳(11:55) – 一ノ倉岳(12:30) – オキノ耳(13:15) – トマノ耳(13:30) – 肩ノ小屋(13:55) – 白毛門駐車場(16:50)
(記:谷井)
1dayでどこかに行きましょうとのお誘いを受け、当初は八ヶ岳縦走でしたが長すぎるとのことで、谷川岳馬蹄形縦走に変更。結果、馬蹄形でよかったと思いました。八ヶ岳縦走をしていたら…
3時発ということで、17時ごろから布団には入っていたもののなかなか寝付けず、眠たいのか眠たくないのか微妙な体調で白毛門駐車場を出発。
気温自体は低かったものの、登り始めるとすぐに汗が出てきます。
白毛門までが今回のルートで一番長い登りになるので、必死に高度を上げていきます。
途中、朝日を受けた谷川岳が目に入ります。美しいと思うとともに、本当にあそこまで行けるのかという不安がよぎります。
2時間ほどで白毛門に到着。太陽も出てきて気温が上がってきました。気温が完全に上がる前になるべく前に進みたいとの思いから、先を急ぎます。
朝日岳からの稜線には春の草花と雪が共存しており、雄大な景色を見ることができましたが、楽しむまでの余裕はありません。
清水峠までの下りは滑りやすく、ペースも上がらず、着く頃には1日分の体力を使い果たしたような気分でした。「本当にたどり着けるのか…」そんな思いがだんだん膨らんできました。
清水峠までで、1.5リットルほど水を消費していたので給水。雪解けの冷たい水が火照った体に効きます。
清水峠からまた高度を上げる必要がありますが、足が全然前に進みません…
林さんに先行してもらい、なるべく足を止めないように登ります。
武能岳まで何とかたどり着き、あとは茂倉岳までの登りを残すのみとなりました。「ここを超えれば、あとは下るだけ」そう言い聞かして足を進めます。茂倉岳に到着してオキノ耳を見たときの達成感は、なんとも言えませんでした。
これまでに歩いてきた縦走路を眺めながら無事にオキノ耳、トマノ耳へ。感無量です。
もう帰りはロープウェイでも良いかなと思っていましたが、「西黒尾根下って馬蹄形完成させましょう」と林さんに言われて、もう一度心を奮い立たせます。
西黒尾根は岩場が続き、下りでもハードでした。
次第に膝も痛くなって、ペースも落ちてしまい3時間ほどかかって無事に下山。
馬蹄形を完成させることができました。一人だったら途中で諦めていたかもしれません。
体力不足を痛感したので、もっと山行の頻度を上げていこうと思いました。