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2511 ザイル祭・瑞牆山・小川山

日程: 2025年11月15日(土) – 16(日)
山域: 瑞牆山・金峰山
参加者: 国府谷・斎木・加藤・松永・高橋・山下・大塚
行程:
第1日目: みずがき山自然公園駐車場(09:54) – カサメリ沢の岩場着(10:40) – みずがき山自然公園駐車場(16:30)
第2日目: 廻り目平キャンプ場(09:04) – 兄岩着(09:34) – 廻り目平キャンプ場(17:05)

毎年11月に行われる、ザイル祭に参加してきました。1日目は瑞牆山、2日目は小川山でクライミングをしつつ、夜には宿の部屋でギア類を並べ、今年一年の息災への感謝と、今後一年の安全山行を祈願しました。

1日目は朝6時過ぎに都内で集合し、瑞牆山自然公園駐車場を目指して移動します。須玉ICを降りてすき家で朝食。コンビニに寄って準備したのち10時前に駐車場に到着。到着時点で駐車場は埋まっていたため、路肩に車を停めて身支度したのち、カサメリ沢へ。今回はコセロックにあるルートを中心に登りました。

私は最初にトータルリコール5.10bにトップロープを張っていただいて登りました。5ピン目手前の左のカンテを取りに行くムーブがわからず一度落ちました。右手でカチを掴みつつ右足を乗り込むと届くとのアドバイスをいただいてなんとか上まで上がれました。

次に横の猫の手5.10aをトップロープで登りました。こちらは最初の1ピン目を上るところからちょっと難しくて早々に落ちてしまいました。気を取り直して慎重に足を進めると上ることができて、そこから先はなんとか最後まで登れました。

引き続き交代しつつ、同ルートを交互に登って2回目はどちらもトップロープで落ちずに登り切ることができました。

最後にトータルリコールをリードで登りました。3ピン目にクリップしようとするも、これまでのムーブを間違えていたようでかなりかけづらくて躊躇してまごついてしまいました。よく見ると右から登るよりも2ピン目から直上した方が登りやすいことに気づき、そちらから上ることでなんとか落ちずに最後まで登れました。

16時過ぎに日が陰り始めたので下山。瑞牆山自然公園駐車場付近の紅葉が夕日に染まってとても綺麗でした。

夜は三鷹市川上郷自然の家に宿泊。冒頭にも書いたように、今回はザイル祭を執り行うということで部屋の机の上にロープやクライミングギアを並べて、一年の安全山行を祈って宴を催しました。

2日目は二手に分かれて兄岩・弟岩周辺のルートを登りました。斎木さんと山下さんが「森の緑に囲まれて 5.11b」に繰り返しチャレンジしており、私もビレイでお手伝いさせていただきました。外岩でのビレイ経験がまだ少ないため、落下時の負荷を軽減させるための足運び・ロープの繰り出し方を丁寧に指導していただきました。

私はジョイフルジャム 5.9のクラックルートでハンドジャムを決める練習を中心に登りました。1回目はトップロープで、2回目以降は買ったばかりのカムも使って、クラックにカムを決める練習も取り入れながら登りました。ハンドジャムがバッチリ決まる幅には1.のカムが良いとのアドバイスを受け、3回目以降は.3〜1.のカムを駆使しながらなんとなく幅に対するカム選択の勘所を少しは掴めた気がします。最後に擬似リードっぽく登りながらカムを決める練習をしました。シンハンドがちゃんと決められるかまだ不安な箇所がありまごつきながらもなんとか登り切れましたが、怖かった…クラックはまだまだ練習が必要だと痛感しました。

最後に別部隊とも合流して、三日月のピン・クリップ 5.10bのスラブの支点を改修するために登りました。別部隊はタジヤン 5.10aや小川山ストーリー5.9といったスラブルートを中心に登っていたようです。

下山後はおいしい学校でお風呂に入って汗を流し、観音坂食堂で夕飯をとって帰路につきました。この日は特に激しい渋滞に巻き込まれることもなく、22時半ごろに東京に着いて解散となりました。

(記: 大塚)

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