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2603 八ヶ岳 大同心北西稜(のつもりだった)

日時:2026年3月8日(日)
山域︰八ヶ岳横岳西壁
参加者:林、齋木、加藤

(4:10)美濃戸口 – (6:40-7:00)赤岳鉱泉 – (8:40)北西稜取り付き – (9:00)登攀開始 – (13:20)大同心の頭 – (14:00)大同心基部 – (15:00-15:30)赤岳鉱泉 – (17:00)美濃戸口

(記:齋木)

 一ノ倉沢左方ルンゼや唐幕左方ルンゼなどのルンゼルートに行きたいと思っていたものの、天気がうまく合わず困っていたところ、ホームジムで出会ったアルパインクライマーに以前おすすめされていた「大同心北西稜」を思い出して今回行ってみることに。結果的に間違えて大同心ドーム北壁を登っていましたが・・・

 天気予報はかろうじて八ヶ岳は雪が降らない予報だったけど、それは雪が降らないだけであって冷たい風は容赦無く吹き荒れており、今までの山行で過去一で寒かった!

 また、アプローチ途中で加藤さんが体調不良になってしまい車で待っていることに。早く下山することを約束し、林さんと私は簡単に約束を破るのであった。

1ピッチ目(林さんリード 20m)

ピナクルに向かってロープを伸ばす

流石に1ピッチ目からは間違えません。トポ通りピナクルに向かってロープを伸ばす。寒すぎて指の感覚がないというか、激痛というか・・・。早速帰りたくなったピッチ。

2ピッチ目(コンテ 150mくらい???)

1ピッチ目終了点からコンテで歩いた

間違えました。正解はルンゼに入ったら右の稜線に向かって登っていくとのことだったが、我々はルンゼを詰める方が自然な流れだと考えルンゼを最奥まで詰めてしまった。必死のラッセルを添えて。

3ピッチ目(齋木リード 30m)

綺麗なクラックを登ろうとして近づくも、下部まで摂理が届いておらず、結局右から裏に回り込んだフェースを登った

 ルンゼ最奥に向かって右手の岩壁に綺麗なクラックが走っており、ここを登るんだと思い近づいて行った。が、トポのどのピッチとも特徴が一致しない・・・。摂理も下まで届いておらず、プロテクションに問題ありそう。右に回り込んで様子を伺うも同様、トポと一致しない。ということでいっそ上まで登れそうなラインに取り付いてみる。敗退だったら敗退だったで、今回のカムは林さんのだ!

 登り始めてみるとカムをセットできそうなクラックは泥々だったり雪で埋まっていたり。ホールドも脆い。掃除しながらジリジリ上がっていく。サイドガバにフッキングして微妙なバランスのトラバースしたり、4手ほど細かいフットホールドを拾って草付きにアックスを打ち込みながら登ったり、右手でジャミングしながら左手でアックスを打ち込んだり、意外と面白い。絶対このラインじゃないけど。

 すると時間をかけて登っていたら林さんが耐えかねてビレイ点を移動して足元に移動してきた。

「なんて変なところ登ってるの!!!」怒られた。

4ピッチ目(林さんリード 30m)

 出だしが悪かったピッチ。林さんの姿が見えなくなった頃、雄叫びが聞こえた。フォローで上がってみると今日初めて太陽光を浴びることができて私も両手をあげて喜んだ。

5ピッチ目(コンテ 30m)

雪壁を30mほど登ったら何故か大同心の頭に出た。

下降は大同心の頭の南面にある懸垂支点を使って大同心〜小同心のトラバース路あたりまで懸垂。それからバタバタと急いで下山し、車で待つ加藤さんにスライディング土下座。心の広い加藤さんは映画2本見れたからと許してくれました。

これはこれで自由な感じがして楽しかったのですが、今度は寒くない時に北西稜にリベンジしたいです

この写真の背後が北西稜なんじゃ・・・

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