日程: 2026年5月3日(日)
山域: 八ヶ岳(赤岳・県界尾根 – 真教寺尾根)
参加者: 大塚
行程: 美し森駐車場(05:10) – 県界尾根 – 赤岳山頂(09:50) – 真教寺尾根 – 美し森駐車場(13:30)
前日は清里駅駐車場で車中泊。翌朝4時に起床して準備を整え、美し森駐車場に移動し、5時過ぎに出発しました。
歩き始めは軽快でしたが、標高2500m付近から状態の悪い残雪が登山道を覆うようになりました。アイゼンを装着しましたが、腐った雪に足がズボッとはまる踏み抜きが続き、思うように歩が進みません。それでも慎重に高度を稼ぎながら県界尾根を登り続けました。
森林限界を超えて稜線に上がると、鎖場のそこかしこに残った氷が行く手を阻みました。急登の鎖場に氷が残っているのは微妙に登りづらく、一手一手に緊張感が走りました。10時前に赤岳山頂に到着しましたが、風は穏やかなものの天気は優れず、展望はほとんどありませんでした。長居をしてもしょうがないので、早々に下山を開始しました。
真教寺尾根へ降る鎖場もなかなか気を遣いました。登り以上に慎重に、一歩ずつ丁寧に下降しました。樹林帯に入ったところで少し道を見失い、ルートを外しかけましたが、その場でスマートフォンで位置を確認して正規ルートに復帰しました。
ところが、ルートに戻ってしばらく下ったところでスマートフォンがないことに気づきました。先ほど迷い込んだ藪の中に落としてきたのかもしれないと思い、約40分かけて登り返して探し回りましたが、ついに見つかりませんでした。気持ちを切り替えて下山することを決意し、すれ違う登山者の方々に「もしスマートフォンを見つけたら最寄りの警察に届けてもらえませんか」とお願いしながら下山を続けました。
真教寺尾根の下山路は途方もなく長く感じました。スマートフォンを失くしたショックを抱えながら、ひたすら歩き続けました。美し森の美しい林の中を抜け、13時30分に美し森駐車場に到着しました。車に置いておいたKindleタブレットとポータブルWi-Fiを使って、メールで下山報告を送信しました。
八ヶ岳温泉・パノラマの湯に立ち寄ろうとしたものの、すでに混み始めていたため今回は断念して帰路につきました。小仏トンネル付近で1時間ほどの渋滞に捕まりましたが、GW中としては想定の範囲内でした。
スマートフォンを山で紛失したのは1年ぶりのことでした。幸いAppleCare+の紛失・盗難プランに加入しており有効期限内だったため、15,000円で新品に交換することができました。加入を決めた1年前の自分に感謝です。ルートファインディングを誤った際は、その場での確認を徹底するとともに、装備の管理にも今後一層注意したいと思います。
(記: 大塚)