日程: 2026年5月31日(日)
山域: 城山(スタートレック・マルチピッチ)
参加者: 大塚・他
行程: 城山登山口(9:03) – 城山登山口駐車場(9:06) – スタートレック取り付き – 城山(10:30-14:35) – 城山峠(14:35) – 城山登山口(15:09)
城山に新しく開拓されたマルチピッチルート、スタートレックを登ってきました。この日は曇りで日差しも強くなく、先行パーティーが1組いたものの後続がなかったため、ほぼ貸し切り状態で快適に登ることができました。
P1は立ち上がりが少し悪く、手がかりが少ないためじわじわと乗り上がるようにしてスタートしました。4ピン目のボルトが屈曲するような位置についており、アルパインヌンチャクを使った方が良かったと思う場面でした。
P2は45mと長いピッチ(※ 後で調べたらここは20m+25mと分割して登る方もいるようで下)で、先が見えない状態でのリードとなりました。ロープが引かれたらスタートするという合図を事前に決めてから登り始めました。
P3は私のリードで、この日一番難しく感じたピッチでした。明瞭な手がかりがなく、慎重にバランスをとりながら登り上げました。上がったところで立木で支点を構築しました。P4の開始地点まで8mほどの小道があり、途上にも支点を作れそうな箇所がいくつかありましたが、下の様子が見えなくなるほど奥まで行くのを避け、手前2〜3mほどのところで左に寄って支点を作りました。
P4も私のリードでした。出だしはP3より簡単に感じられ、アンダーで持てる手がかりも多く順調に進みました。しかし最後の外傾したスラブを乗り越える箇所が最も緊張しました。本来は右にルートを取るべきところを、足が置きやすかったため左に外れてしまい、正規ルートへの戻るのに苦労しました。終了点付近は泥と砂がまだ残っており、下に落とさないよう細心の注意を払いました。動く岩も多く、終了点にはゴザが敷いてあり、その上でロープ類を整理しました。
下山は城山の一般登山道を経由し、取り付き地点まで戻ってデポしておいた荷物を回収して終了しました。
スタートレックはそれほど難易度が高いわけではなく、スラブのマルチピッチを練習するのに非常に良いルートでした。今まで登ったルートの中でもとりわけ快適にリードできた充実感のある山行でした。次回は西南カンテにも挑戦したいところですが、この時期の暑さはかなり堪えるので、秋口にまた訪れることができればと思います。




(記: 大塚)
