2211 ザイル祭・湯川

日程: 2022年11月26日(土) – 27日(日)
山域: 湯川 左壁
参加者: 国府谷(L)・雨宮・大江・菊池・射場・江戸

湯川

毎年恒例のザイル祭、今回の行先は湯川。クラックトレ。

・コーク・スクリュー 5.9 探○
初日にトップロープで練習。ジャムを完全に効かせることを意識し過ぎたのと、足をクラックに突っ込むことへの恐怖感から、最初はかなり力任せな登り。しばらく悪戦苦闘し、上に着く頃にはジャムの要領がなんとなく掴めてくる。足先も迷わずねじ込んで行けるようになった。
2日目はリードでトライ。不格好ながらもRP。

・サイコキネシス 5.10d 探探探
綺麗なフィンガークラックが目を引く課題。上部はオフウィズス。
ジャムの効きをイマイチ信用できず、レイバックで無理やり上がっていくことしか出来ず。下部を誤魔化してもオフセットが無くなる中盤辺りで手詰まり。RPは当分先になりそう。

・サブタナル 5.9 ○
下部でちょっとした段を超え、その後は徐々に拡がっていく凹角とそれに沿って走る二本のクラックを使って登っていく。最後にルーフ下を右トラバース。
フェイス登りの技術も使えるので比較的簡単だった。

・うたかたの日々 5.9 ○
コーナークラック2連発。上部は少し傾斜もあり迷っていると苦しくなる。
レイバック、キョン、ステミングを交えてレストしつつ、落ち着いてジャムをキメて登れました。
終了点直下に浮石。

・北京の秋 10b ○
フィンガーとちょい厚めのサイズのクラック。凹角になっているため落ち着いてレストしながら登れました。
古いトポを見ており苔生した二段目に手を出してしまいましたが、現在は一段目終了でオーケーなようです。

・所感
1年ぶりクラック。
2日掛けてジャムの感覚を少し掴めたような、掴めてないような。コークスクリューとサイコキネシスはレイバックやステミングで誤魔化しにくいので、クラックの修行に良いなと思いました。
ザイル祭で装備に感謝を捧げ、冬を迎える気構えは万端。

(記: 江戸)

ザイル祭

一年に一度、山の神様、道具の神様、仲間の健康に感謝します。
今年は参加人数が少なかったですが、新しく入会してくださった女性の方、新婚さんのお話なども聴きまして、ほのぼのとしたザイル祭を開催出来ました。

毎年ザイル祭とクライミングは、セットになっていますので二日間とも湯川のクラックを登りました。

私は腱板断裂の手術をしての一年以上ぶりに岩に触ってみるが、

1日目→1本で力尽きる
2日目→なんとか2本登るが2本目は持続できずテンションかけまくり。それでも肩の術後7ヶ月でここまで復活するとは医療ってすごい。ここはクラックルートなのでより腕を使うが痛みはなく未来が明るくなった。

江戸さんは果敢にクラックチャレンジをして腕がパンパンに膨れ上がっていても「パンプしてるのかなー?」と登っているのを見て、リーダーがパンプした腕を更に岩に突っ込んでクラックを登り上がるのも技術だとかなんとか笑。

(記:雨宮)

二年ぶりザイル祭

2021年11月27日(土) – 28日(日)
山域: 小川山 湯川
参加者: 国府谷班(国府谷・雨宮・大江・射場)

結構な寒波が来ているとのことで不安な立ち上がり。
とりあえず小川山へ行ってみるが雪がチラチラ降っている。
マルチでも、ということでガマルートに大江・射場Pが取り付こうとするが、スラブにはみるみるうちに雪が積もり始めて断念。おとなしく引き返すことにした。
お陰でゆっくりナナファテを見ることが出来て2名がお買い上げしていました。

ザイル祭の儀式もすんなり終えて早めに就寝しました。
2食付きのお宿は幸せでした。

翌日は坂田さんを加えて湯川へ行きました。
この日も天気は良かったのですが、気温は氷点下だったかもしれない。5.9のルートをみんなで登りました。

終わり

(記: 国府谷)

総会

総会

6月6日(土)中央区総合スポーツセンター会議室にて

2014年度の総会が開催されました。

2期の犬塚会員をはじめ、古い会員も出席して頂きました。

その後、近くの中華屋さんに移動して、懇親会となりました。

総会

 

懇親山行 箱根金時山 ネパールカレーパーテイ

懇親山行箱根金時山、本場ネパール料理、カレー懇親会

日時:平成26 年6 月14 日【土】~15 日【日】 一部前夜発

参加者:安達、千成子(妻)、春之助(長男子供孫)、久世、想太朗君(久世長男)

牧田(名古屋から)、鈴木、啓冴君   8 人

6 月13 日【金】

箱根シリーズで、昨年の大涌谷から駒ケ岳往復から、今回は、

ネパール人の友達アンディ君が参加し、本場ネパールカレー、料理を頂く懇親会になりました。

箱根、好天に恵まれ、温泉,景色、料理いずれも最高でした。

金曜日の夜、アンディ君を八千代のネパール料理、エベレストに迎えに行き、

各種料理を昼間から下ごしらえしてもらっていたネパール料理と、アンディ君を車に乗せて、

中山に戻り、いつもスキーや、懇親山行に参加して頂いている鈴木さんと、そのお孫さんを、そして大輔の子供(私の孫)を乗せ、錦糸町の今回利用させていただくリゾートマンションの、管理者久世親子と彼が買って用意した、食料、お酒などの飲み物を乗せて、一路強羅温泉へ向かいました。空いていたので、なんと東京から1時間半くらいで、宮ノ下へ着きました。

そして、マンションの温泉にみんなで入りました。

6 月14 日【土】金時山1

 

 

 

 

 

ゆっくり朝食後、プール組みは、ピンポンをして、温水プールで、遊んでいました。昼すぎ、電車で私の女房が来て、名古屋から牧田君が合流、賑やかになりました。

後から来た二人は温泉にのんびり入り、部屋に戻って、ベランダで山を見ながら過ごしました。金時山2

 

 

 

 

 

箱根大文字焼きをする昨年登った、明星山。何もしないで、のんびり最高ですね。

ピンポンを少しやり、みなの写真をとりました。ゆっくり温泉にも入り、いよいよアンディ君が下ごしらえしたネパール料理の仕上げですが、キッチンが狭いので、殆どアンディ君任せになりました。

その他の、食器そろえなど、手伝いは女性陣が働いていただきました。

子供は待てないので、子供用カレーを先に作くってくれました。

子供達は、皆、「超美味い」とか言って食べています。

金時山3

 

金時山4

 

 

 

 

タンドリーチキンを、焼き鳥風に串に刺した、のが美味しくて、ビールに合います。

ナンもとても美味しくて、子供達はカレーをかけて懸命に食べていました。

なんともいえないスパイスの味、もちもちした、ナンが美味しい。

ソーセージとピーマンを炒めたもの子供にも好評です。

金時山5

金時山6

アンディ君も皆が美味しいというので、満足したようでした。大人用カレーを、作ってくれました。スパイスが効いた美味しいカレーです。アンディ君とネパールの話をしながら、今度またネパールに行きたいねと思いました。

ビール、チュウハイ、ワインがなくなり、牧田君が仙石原で買ってきた、有名豆腐店の豆腐も美味しく、日本酒が次々と無くなりそして又夜が更けていきました。

 

6 月15 日【日】

日曜日は、登山組みは、金時山登山です。

朝は、ネパール餃子モモを頂きました。蒸らすのが上手くいきませんでしたが、美味しかったです。金時山7

 

 

 

 

金時山8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9 時頃、金時神社の登山口に着き、金時登山組、久世親子、牧田、鈴木ババと孫、アンディ、春之助が九時半頃、登りました。

私は昨年竜の輔と登っているので、チセコに付き合って、箱根湿生花園に行きました。

丁度9 時半頃で、サッカーの日本戦があるので、空いていて、駐車場に空きがある。

彼らと別れ、湿生花園に行きました。千成子が行きたいという事も有り、私も初めてなので、入園しました。園内は緑に溢れ、遠くは山を見渡せ、素晴らしい空間です。

ヒマラヤの青いケシが咲いているということで、楽しみにしていましたが、少し遅かったようです。金時山9

 

 

 

 大鹿村の、一面のケシ園とは違いました。

 

 

空いているので、ゆっくり歩き、植物名が書いてありますので、勉強になりますが、3歩 歩くと忘れそうです。しかし、花ショウブと、カキツバタ、あやめの違いが解りました。園の出口のお店で、ソフトクリームワサビ味を頼みました。鼻に来ますが美味しかったです。

メールでのやり取りで、そろそろ下山時刻なので、金時神社に迎えに行きました。

ほぼ予定通り、登山組みは行動したようです。

暫く待ったら、子供達先頭に降りてきました。鈴木さんが少し遅れて、アンディ君が付き添って降りてきました。子供達は、疲れも見せずかけるように、登ったようですが、鈴木さんには、きつかったみたいです。汗びっしょりで降りてきました。

温泉の時間があるので、大急ぎで、マンションに帰り汗を流しました。こういう点は、温泉つきは良いですね。さっぱりとした体で、箱根を後にして、豊臣が、北条の小田原城攻めの拠点、有名な一夜にして出来たように思わせた一夜城、石垣城により、歴史散策後、女優川島直美さんの御主人が経営する、一夜城、ケーキパンどころによりました。金時山11金時山10

 

 

 

 

 

 

おりしも、お店の撮影のために(究極のなんたら)雑誌社が来ていて写真撮りをしていましたが、ヨロイヅカさんも来ていまして、スタッフと応対していました。畑なども案内していました。

一夜城、展望台から、小田原市内を望む金時山12

 

 

帰りも少し込んでいただけで、明るいうちに、東京に帰れ、皆さんをお送りました。

私達から、子供たち、そして孫へと、山登りの楽しさを、伝えていければうれしいなと思いました。

段々年をとり、厳しい山には登れませんが、観光でも何でも、懇親会だけでも、

会に所属する気持ちのある方は、昔の会員がでてくれるだけでも、宜しいと思いますので、

山岳会の為にも、会員の方は、こういう機会に是非参加して頂きたいと思います。

 

26 期安達記

懇親スキー山行

日時: 2013年3月2日(土) – 3日(日)
場所: 菅平スキー場
参加者: 安達(幹事)・平井・久世・牧田・平井和樹・久世想太朗・他1名

今年も安達さん幹事にて、菅平にて懇親スキーを行ないました。名古屋から牧田君が参加してくれ、唯一のボーダーとしての参加となりました。

前夜の金曜日、安達車にて安達・鈴木さん(安達さん友人)・久世親子は東京を出発、上信越道のSAにて仮眠。
翌朝、のんびりSAにて朝食を摂り、上田菅平のIC近くの西友で懇親会の買い出しをして、一路宿泊地の市川村を目指す。

この数年お世話になっている市川村は、朝早くからの到着に関わらず、親切に対応していただき部屋にも通してもらう。荷物の整理と、ウエアに着替え、この日は峰の原スキー場に行く。この峰の原スキー場は手頃なファミリーゲレンデのため、難しいコースが少なく子供たちも楽しめます。また広くない故に、平井さん親子や牧田君との待ち合わせにも適しております。今年から小学生になった息子も、リフトに乗って滑れる様になったので、全員で同じコースを楽しめるようになりました。

午後に平井さん親子・牧田君も合流し、夕方まで目一杯滑った。

A

スキー場からすぐの市川村に戻り、お風呂にて体を温め、お鍋など盛り沢山の夕食をいただいた後、部屋に戻り懇親会を始める。今日のスキーの話から、はては世界情勢の話まで、毎度の如くですが、収拾のつかない盛り上がりにて夜遅く就寝となりました。

翌朝、朝食の後、菅平スキー場に行く。これも毎年の如くだが奥ダボスに車を置き滑り始める。一通り菅平の殆どのエリアを滑って、昼食を食べていると、菅平のリフト券で大松スキー場も滑れる事が判り、車で大松エリアに行くこととする。菅平スキー場からは菅平市街を挟んで、反対側の山肌にある大松エリアは、今まで見ていただけであったが、リフト券が共通エリアとなった事で、今年から滑れる事になったらしい。大松は特別広くは無いが、うまくコースが作られており、林間コースなどもある面白いエリアでした。この日も夕方の暗くなる直前まで、休み無く滑り、充実した懇親スキー山行でした。

スキーの後は、いつもの真田の里の日帰り浴場に寄り、平井さん・牧田君と別れ、帰京いたしました。

この数年、安達さんのお陰で宿泊させていただいていた市川市の保養施設の「市川村」が残念ながら、この3月31日をもって閉鎖となってしまった為、次回からの懇親スキー山行は、この菅平では無くなってしまうかも知れませんが、幹事の安達さんは次回以降も頑張ってくれるとの事なので、期待したいと思います。

(記: 久世)

春(夏?)の懇親山行

日時: 2013年6月29日(土) – 30日(日)
山域: 箱根周辺(明星ヶ岳・金時山)
参加者: 安達(幹事/孫)・南・平井・久世・牧田

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今回の懇親山行は、以前企画して台風に阻まれた、箱根強羅に泊まって温泉と山を楽しむをコンセプトにした懇親山行の再トライでした。残念ながら参加者が少なかったですが、普段なかなか行かない山に登れるのも、この懇親山行の良い所であります。

28日(金)の夜8時半に、安達さんとお孫さんが亀戸まで車で来てくれ、一路箱根を目指す。今回宿泊する所は、久世の会社が所有する強羅のリゾートマンションなので、前夜泊が可能で、早めに行ってゆっくり温泉に浸かってのんびりする事が出来ます。首都高速で方面を間違えるアクシデントもありましたが、予定通り10時半に強羅に到着。その後すぐに名古屋から牧田君も到着し、何はともあれ皆で温泉に入る事にしました。お風呂は24時間(午後に清掃時間があるが)入浴可能な大浴場があり、泉質の異なる2つの源泉からお湯を引いているので、マンションとはいえ、なかなかのお風呂だと思います。

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翌29日(土)、朝ゆっくり起きれるという事が、前夜泊のもう一つの良い所ですが、また朝から温泉に入り、箱根大文字焼きで有名な明星ヶ岳に登る事とする。その前に皆で大涌谷を観光し、有名な長寿の温泉玉子を食しました。朝早く行った為、人も多かったですが、駐車場待ちなどせず、すんなり観光できました。

明星ヶ岳は、マンションから車で僅かの場所が登山口、という裏山感覚ではありますが、登山者の姿も見かけられます。木が鬱蒼として湿度が高く、意外に急勾配の登山道を皆でゆっくり登り、一時間後にようやく景色の見えるところに出ましたが、何とそこが大文字焼きの「大」の字の一角でした。そこで大勢の方が休憩していていたが、日差しが強くあまり休まず頂上を目指す。すこし登ると頂上らしきのっぺりとした稜線上に着く。そこには分岐の標識しかなく、ずいぶん寂しいななどと言っていたら、他の登山者より本当の頂上は100M先だと教わる。稜線上は8月16日に行なわれる大文字焼き用に、竹が切り揃えられたものが沢山並んでおり、もう夏である事を実感できる。頂上といっても鳥居と石碑がある寂しいところで、眺望も無い。ちょっとした隙間から相模湾が見える程度でした。それよりも稜線上を大勢のトレランのランナーが走っている事に驚いた。しかも殆どが若い人たちで、女性も多く見られた。金時山から明星ヶ岳などの箱根外輪山を走るのが人気だとは聞いていたが、予想以上に大勢の人が走っていた。我々は来た道を戻り、ワンピッチで登山口まで行けました。


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下山後、仙石原に夕食の買出しに行き、3時くらいにマンションに戻るとちょうど南さんが着いたところでした。その後4時過ぎに電車で強羅に着いた平井さんを、車にてピックアップして、全員が揃いました。まだ明るい夕方5時くらいから、牧田君盛り付けの夕食を食べながら、懇親会をスタートしました。部屋からは正面に今日登った明星ヶ岳と大文字焼きの大の字が見え、南さん・平井さんに説明する安達さんの顔が少し誇らしげでした。その後、安達さん・南さんの若い頃の話などが聞け、懇親会は大いに盛り上がりました。
翌30日(日)、まずは朝から朝風呂に入り、南さんはお客さんと御殿場でゴルフがあるため部屋で別れ、その他は金時山に向かいました。
今回は金時神社から登り、頂上からは乙女峠まで縦走し、そのから仙石原方面に下りるルートにしました。金時神社からのルートは人気があるらしく、既に駐車場は満杯で何とか駐車する事が出来ました。小さなお子さんのいるファミリーから、山ガール、熟年グループまで様々な方々が金時山にハイキングに来ていて、改めて最近の山ブームを実感した。


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たいして趣の無い金時神社を見学し登り始めるが、人気のハイキングコースらしく登山道が綺麗に整備されている。既に降りてくる人もいて、場所によっては待ち時間が生じてしまう。昨日同様、頂上直下まで眺望が得られないが、登る事自体は非常に楽であり、子供が多いのも納得できるほどであった。頂上には本当に大勢の人がいて、2つある山小屋も盛況で、有名な金時娘も見る事が出来たが、唯一富士山が見えなかった事だけが残念でした。仙石原方面の景色を堪能し、乙女峠方面に縦走すると頂上の喧騒も嘘のように人が少なくなり、静かなハイキングを楽しめる。若干道の悪い所もあったが、問題なく下山。

マンションに戻り温泉で汗を流し(今回2日間で計5回お風呂に入りました)、牧田君とはマンションで別れ、箱根湯本と厚木で多少渋滞しましたが、早めに東京に戻る事が出来ました。箱根は近く、非常に楽でした。

次回秋の懇親山行も安達さん幹事にて、大鹿村の一日一組の限定宿や、または箱根も良いとか、色々なプランが出てましたので、乞うご期待です。

(記: 久世)

久世君の会社の箱根強羅温泉の、リゾートマンションを、お借りしての懇親山行でした。
夜だけでしたが、南会員も駆けつけてきて、夜は買ってきた酒さかなの懇親会でした。
温泉も2種類の温泉が楽しめ、サウナ、打たせ湯、泡風呂、マッサージ付きジェット風呂もあり、とても広くて良い気持ちでした。
久世さんにはお世話になりました。

懇親山行は、日ごろ自分たちの行きたい山や沢登りをしていますので、集会では一緒ですが、
年に何回か、全員で参加でき、ある程度足の弱い人も参加できるような、山を登り、
そして、夜は懇親を深めるという趣旨です。

遠く、名古屋から、牧田君が参加してくれました。
久松さんが、参加表明されていましたが、奥様のお具合が悪く、残念ながら不参加になりました。

明星ガ岳と金時山と登り、所期の目的を果たしました。
懇親会も南君が参加され、昔の話に花が咲きました。

強羅、仙石原と、素晴らしいリゾート地です。

生憎天気は曇りで(豆御覚悟の山行でしたが、降りませんでした。)、
富士山を拝む事はできませんでした。

孫も喜んでくれて、また秋には企画したいと思っています。

(記: 安達)

唐松岳八方尾根(雪洞山行)

日時: 2013年2月16日(土) – 17日(日) 前夜発
参加者: 平井・久世・坂田・廣岡(幹事)・土井・中村
山域: 唐松岳(北アルプス)
行程:
第1日目: 八方尾根スキー場 – ゴンドラ – 八方小屋 – 八方ケルン – 八方山迄戻り雪洞
第2日目: 雪洞 – 八方尾根 – 唐松岳頂上 – 八方尾根 – 雪洞 – ゴンドラ – 八方尾根スキー場下

写真はこちら

当会の山行計画では、毎年2月は雪山訓練の予定が組まれている。

年末年始頃に担当の廣岡さんから、「どこに行きましょうか?」と相談を受け、やはり雪洞をメインに考え、この数年は上越方面で雪洞山行を行なっていたので、たまには北アルプスも良いなーと思い、1泊2日で行ける八方尾根を推薦した。そんな私の思いつきが採用され、八方尾根の山行が決まってしまった。

安易な思いつきの罰なのか、2月15日(金)夜の出発の際に、交通情報を確認すると、中央道でいきなりチェーン規制、しかも小淵沢からとなっている。久世車はスタッドレスではないので、いちいちチェーンを装着せねばならず、面倒な事この上ない。

困惑しながら夜10時に東日本橋で廣岡さんをピックアップし、11時過ぎに深大寺BSで土井さん・中村さんと合流する。甲府辺りまでは星も出ていた天気だったのに、小淵沢手前辺りから雪が降ってきて、小淵沢で本当にチェーンをつける羽目になる。高速の車線にてチェーンをつける事とするが、すぐ脇をトラックが通っていき、危ない・寒いの2重苦である。(でもスタッドレスは高いし、夏の置き場がないし・・・・)

折角チェーンをつけたのだが、まだ雪がさほど積もっておらず、スタッドレスの車は通常のスピードで走行しているが、我々は高速なのに50kmのスピードしか出せず、後続車が追突するのでは?という恐怖と、のろのろ運転の苛立ちの2重苦の走行となる。(本当はこの時、久世は寝てました。運転していた土井さん、ありがとうです。)安曇野IC手前の梓川SAにて、さすがに本日の業務終了、車の中で仮眠する。

翌朝寝過ごしてしまい、平井さん・坂田君との集合時間の6時に梓川SAを出発するが、のろのろ運転は変わらない。それどころか高速を降り、一般道になると路面が凍結しており、チェーンをしていても何度か車がスベる状態であった。そんなこんなで白馬に着いたのが8時過ぎてしまい、平井さん・坂田君を相当待たせてしまった。

平井さん・坂田君と合流し、今回の参加メンバー6人が揃ったが、外は猛吹雪で駐車場も判りづらく、ようやく駐車して出発となる。八方尾根スキー場のゴンドラの切符売り場にて、大事な忘れ物に気付き、駐車場まで往復する事となり、更に時間が遅れる。ようやく10時頃ゴンドラに乗り、山行開始。

700Mの高低差をゴンドラであっという間に登り、さらにその上のアルペンクワッドがかろうじて動いたので、そこまでは楽をして、さすがに一番上のグラードクワッドは強風の為、運行停止していたので、スキー場の斜面を登っていく事となる。途中長野オリンピックのスキーの男子滑降のスタート地点の看板があったりして、12時過ぎにグラードクワッドの終点の八方小屋に着く。ここからが登山道となるが、ホワイトアウトして視界がない上、向かい風の強風の為、皆の歩みが遅くなる。それでも暫く進むが、八方ケルン付近にて午後2時となってしまったので、上部の斜面まで行く事を止め、八方山下の斜面に雪洞を掘る事として、来た道を戻る事とした。八方山から少し下がった登山道脇に、手ごろな斜面があったので、2時半雪洞を作り始める。

平井・坂田・土井組と久世・廣岡・中村組に分かれ、左右から掘り進める。しかしながら傾斜が緩いので、一旦斜め下に掘り、そこから奥に掘り進める形になる。この掘り進め方は、掘った雪を外に出すのが大変で、3人がうまく交代していかないと、あっという間に一人が疲れてしまうことになる。ところが外にいるのも強風と寒さの為、こちらもとてもしんどく、最後のあたりでは疲れるが、なるべく中で掘っていた方が楽に感じたほどだった。左右から掘り進めた穴も、うまくドッキングして、6人がギリギリだが入れる雪洞が完成したのは、夕方6時だった。
外は雪と風が大荒れだが、雪洞内はすこぶる快適で、ようやく落ち着いて夕食とする。乾杯の後、今宵のメニューは、シェフ廣岡さん渾身の豚白菜鍋。豚肉900g・白菜2玉のこれでもかというボリューム、そして特製のつゆ、締めの雑炊まで、本当においしくいただきました。雪洞内はロウソクの明かりで幻想的なのに、男6人で色気もありゃしないが、時間を忘れ、ワイワイ楽しく皆で語らい、夜が更けていきました

翌朝、昨日とはうって変わって快晴。後立山連峰の峰々が遮るものなく、綺麗に見える。しかしながら坂田君の携帯電話に急用の連絡が入り、先に下山する事となった。

ちょうどスキー場のリフト・ゴンドラが動く、9時頃雪洞を出る。早くもスキーヤーやスノーボーダーなどが上がって来る中、降る坂田君と別れ、残った5人で頂上を目指すこととする。昨日は強風とホワイトアウトで、ただ辛かったのが、一日の違いで快適な登りとなり、この落差が雪山らしい。所々ラッセルもあり、風も強かったが、左に鹿島槍の北壁、右に白馬や不帰の峰々が見え、辛さを忘れさせてくれる。八方池あたりまでスキーヤーが上がってきていたが、その先は登山家しかいない。しかし後立山の稜線までは、緩やかな尾根がだらだら続いている。

土井さんの力強いラッセルなどのお蔭で13時、難無く頂上に到着。剱岳や北アルプス北部が良く見え、最高の景色を堪能出来た。記念撮影などをして15分ほどで頂上を後にする。この日は我々を含めても、10人前後が頂上まで登ったと思われます。降りもシュルンドに足を取られたりと、下山なりに苦労しながら3時雪洞着。

狭い雪洞からの撤収が、意外に時間がかかり、ゴンドラの最終4時半が迫ってきてしまった。八方小屋の脇からまずグラードクワッドに乗り、その下のアルペンクワッドに乗り継ぎ、ようやくゴンドラ乗り場に辿り着いた。最終までは余裕があったが、降りてみたら4時半になっていて、何だかんだとギリギリで、一日目一杯行動しました。

下山後は駐車場脇の八方温泉第2の湯に入浴。ちょうどスキー客もスキーを終えてくる時間と重なった為、とても混雑していましたが、良い風呂でした。入浴後、平井さんと別れ、一般道が大町市手前で渋滞したが、中央道に渋滞が無く、あまり遅くならず帰京出来ました。

(記: 久世)