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戸来(へらい)岳(青森県)登山報告

日程: 2014年10月19日(日)
山域: 戸来(へらい)岳(十和利山・大文字山・三ツ岳・大駒ケ岳)
形態: 一般道登山
参加者: 松林(単独)
天気: 霧後晴れ
行程: 八戸自宅(5:15) – 06:30アクリ坂登山口手前2kmの林道発(6:30/7:20) – (一般道=廃道) – アクリ峠(8:30)~09:30大文字山頂 – (敗退) – 11:30林道駐車地点(11:30) – 15:20温泉経由自宅帰着(15:20)

敗退だった。
八甲田山系の地図・国土地理院の地図・インターネットの山行ブログを参考して計画したのだったが・・・甘かった。

前日から高気圧が張り出していて当日の天気は朝から晴れ、のはずだった。

当日、登山口を目指して林道を車で進むとワダチの跡が消えて行き、雑草は茂り、雨でえぐれたままの林道には落石も多く、ついに進退窮まってしまった。

適当な駐車スペースを見つけ、そこから林道を疑心暗鬼で登り出したものの林道でヤブコキするはめに。痕跡のあった登山口のアクリ坂から登山道?に分け入った。くたびれたテープマークによるルートの跡をたどるものの何度もルートを失い彷徨した(雪解け後のバリエーションと同じようだ)。

稜線上のアクリ峠に出れば明瞭な稜線ルートがあるはず!と信じたが、みごとに裏切られてしまった。稜線は寒風が吹きすさぶケモノ道、濡れた体が冷える。

はっきり言って廃道!!
せっかく来たので、大文字山までは とヤブコキしながら先に進むが朝露に濡れた2mほどのシノ竹(根曲竹)が生い茂り、雨具を着ていてもずぶ濡れ、泥まみれ。山頂に着いても笹の高さで眺望もきかず、あきらめて撤退。

数年前の山行記録はまったく役に立たないばかりか、気軽に登りに来る登山者には大きな落とし穴であることを実感した。国土地理院に記載のある破線の山道も廃道になっているところが多いのではないだろうか、と思う。

東北は人口が減少しており、登山人口も更に減っているため、近年人の入らないルートが増えているようだ。前回登った南八甲田山系も荒れていた。

と、言う訳で、戸来(へらい)岳(大文字山、三ツ岳、大駒ケ岳 3山の総称)の内、大文字山のみ登って敗退。晴天となった下山路を泥と枯れ葉にまみれ、グチョグチョの靴でみじめに下山した。

車もタイヤも泥まみれで枯れ枝でこすれた傷をあちこちに付けながら消沈して帰宅。

※後日: 三ツ岳だけにはちゃんとした別ルートがありました。

(記: 松林)

岩木山

岩木山(青森県)登山報告
日時: 2013年4月27日(日) – 28日(月)
山域: 岩木山赤倉稜線コース
参加者: 松林(単独)
行程:
第1日目: 八戸自宅(5:30) – 八戸IC(6:20) – (八戸道) – (東北道) – 大鰐弘前IC – 岩木山赤倉神社駐車場(8:15) – 赤倉登山口(8:45) – 伯母石 – 鬼の土俵(13:00) – 巌鬼山下幕営(15:00)
第2日目: 出発(5:45) – 岩木山山頂1625m(6:45) – C1(8:30/9:30) – (往路を下山) – 駐車場(11:15) – 弘前なごみの湯(13:00) – (八甲田・酸ヶ湯温泉経由) – 八戸帰着(15:20)

27日: 快晴、森林限界上部は強風
28日: 山頂ガス、晴のち曇り

昨年の4月連休前半と同じく、岩木山春山山行に行ってきました。前回は岩木山神社から百沢コースを経由して鳥海山に直登、鳳鳴避難小屋に1泊しましたが、今回は岩木山北東の赤倉神社から赤倉稜線を登って巌鬼山(がんきさん)下に幕営。翌朝山頂に登って来ました。
昨年とほぼ同じ時期ですが、今年は積雪も気温・風雪も5月下旬の様相でシャツ1枚でも暑いくらい。東北の山は緯度は北でも、標高が低い分、気温の変化があるようです。
晴天の中、トレースは溶けて無く、枝に付いた頼りないテープマークを捜しての半分バリエーションのような登りでした。腐った重い雪に脚をとられて体力は消耗、バテバテで予定を2時間以上オーバーして森林限界手前にシャベルで斜面の積雪を切り取り、1時間かけてテントを設営しました。
テントの口を開け、ゴロゴロと寝転びながらコーヒーをすするマッタリとした時間。これです!!単独行のいいところは!
夜8時、テントの外に出てみると眼下には弘前市街地、東には青森市の夜景と黒く陸奥湾が星明りの中にくっきりと浮かび上がっていました。(昨年は吹雪で寒かった)
翌日早朝、空身で山頂まで。表面が凍ったモナカ状態の雪にワカンがひっかかりスピードは上がらないが、そこは空身の強さと10時間以上の睡眠の成果で難なく山頂攻略。
今朝は時折ガスが掛かって眺望はきかない。下山時、尾根を間違えて小一時間ほどロスをしてテントに戻った。(自分のトレースをしっかり確認せずに適当に下りたためと反省)
テント撤収後往路を下山。11時過ぎに駐車場に戻る。
今回、登山中に会った登山者は前日に1名だけ。この赤倉コースに登る人は少ないようだ。
来年は距離のある北西の長平ルートから登ってみようと思う。冬は誰も行かないようだが。
下山後、桜満開で大渋滞の弘前市を避け、開通したばかりの八甲田の雪の回廊を楽しみながら帰宅。
(記: 松林)

八ヶ岳阿弥陀岳

八ヶ岳阿弥陀岳山行
日時: 2014年3月15日(土)前夜発
山域: 阿弥陀岳(八ヶ岳)
参加者: 久世(L)・中村・五十島
行程: 本文参照
今回の山行は前夜発日帰りで、阿弥陀岳往復と南沢大
滝でのアイスクライミングを両方やろうという、ちょっと欲張った予定でした。
3月14日夜錦糸町で五十島君と、東京駅で中村さんと合流し、一路八ヶ岳を目指す。
小淵沢の道の駅にてテントを張り仮眠。2月の2回の大雪の影響で、駐車場の周りにも雪がかなり残っているせいで、思った以上に寒くて熟睡できない。テントを撤収し美濃戸口まで移動、美濃戸口に車を置いて、まずは阿弥陀岳に向かう。
美濃戸に行く途中、何台もの車に追い抜かれる。どうやらガイド登山の人たちらしい。美濃戸からは行者小屋への南沢をルートにとるが、雪が多かったせいかまずまず歩きやすい。とはいえ寝不足のせいと、以外な暑さであまりピッチが上がらず、コースタイム通りの時間で行者小屋に着いた。
行者小屋の前も重機を使用して除雪していて、改めて雪の多さに驚く。行者小屋から僅かで赤岳文三郎尾根と中岳沢との分岐になるが、赤岳方面の立派なトレースに比べ、阿弥陀岳へはわずかな足跡しかなく、ほとんどトレースは無い。降雪直後でもないのに???
そのわずかな足跡も阿弥陀岳北稜に向かって樹林帯の奥へ、すぐ消えてしまった。
中岳沢を膝程度のラッセルで下から稜線まで詰める事となった。天気が良く、大汗をかく羽目になったが、良いテンポで久しぶりのラッセルが出来、稜線直下で腰程度の深さになったが、問題なく終了。
2014冬阿弥陀2
稜線からは中岳沢が一望でき、ラッセルの開始地点が見え、中々良い気分が味わえた。少し休憩していると、赤岳からのパーテイが2~3組来たので、頂上直下のラッセルを譲ることとする。頂上直下はなかなか急傾斜であり、五十島君もいる事なので、慎重に登る。
2014冬阿弥陀1

2014冬阿弥陀3
ゆっくりと頂上に着くと、頂上の標識が埋まっており、再度大雪の影響を感じた。ただ景色は本当に素晴らしく、登ってきた甲斐があった。阿弥陀岳南稜にも2パーテイほど登っていて、雪山満喫といったところだ。
下りの頂上直下の急傾斜の下降は、五十島君にとっては初めての難場となってしまい、予想以上に時間を要したが、問題なくクリア。登りと同様、中岳沢を下って行者小屋まで降りたが、3時近くとなってしまったので、南沢大滝を諦め美濃戸口まで戻ることとする。
まだ明るいうちに車まで戻れたが、中村さんにはアイスクライミングの登攀道具一式を背負って、阿弥陀岳を往復させてしまい、申し訳なく思っています。

(記: 久世)

伯耆大山

伯耆大山
日時: 2014年2月21日(金) – 23日(日)
山域: 伯耆大山
参加者: 野田(関西支部)
行程;
第1日目: 神戸- 米子- 大山寺
第2日目: 下山キャンプ場(6:45) – 夏道登山口(6:50) – 六合目避難小屋(8:45) – 弥山頂上(10:35) – 頂上避難小屋(10:40/11:35) – 弥山頂上(11:45/12:10) – 六合目避難小屋(12:50) – 行者谷尾根分岐(13:00) – 大神山神社-大山寺- 下山キャンプ場(15:30)
第3日目: 往路を帰神

  • 21日(金)
    高速バスと路線バスで移動、キャンプ場にてテント設営。
  • 大山1

    大山2

    22日(土)雪のち晴れ、風強し
    朝方、風と雪がチラついていたため、オバーズボン、ジャケット着用の完全装備で出発。
    昨夜は降雪があったが先行者のトレースもあり、ラッセルもなく先行者に追いつく。
    ルートは樹林帯から吹き曝しの尾根の登行となり、強風による地吹雪とガスで視界も閉ざされ気味である。六合目避難小屋の中で風を避けて休息。小屋前から1600mピークまで急登になり、北壁側からの吹き上げの風に煽られそうになりながらの登行が続く。
    1600mピークを超えると傾斜は落ちてなだらかな登りになるが、地吹雪とガスで視界も利かず、少々バテ気味での登行の中で頂上避難小屋の屋根が見えた時はホットした。
    大山3

    小屋には寄らずに頂上へ向かい、強風とガスで視界の利かない弥山頂上に立つ。
    その後、小屋で休息中に天候は急速に回復、風は強いが視界が一気に開けた。
    急いで頂上に戻り、剣ヶ峰へ続く冬の主稜線を望むことが出来た。
    冬の大山は4回目になるが、初めて見る冬の主稜線の景観に感激してしまった。
    下山は登行時とは一転して視界が開け、眼下に広がる米子市街と日本海を望みながらの下りになる。六合目避難小屋下の1450m付近で夏道ルートを離れて行者谷尾根から元谷へ下り、北壁を眺めて、大神山神社、大山寺に寄ってキャンプ場に帰着。

    大山4

  • 23日(日)
    大山は独立峰のため、冬季は日本海側からの季節風と悪天候の時が多く、今回も天候に関しては期待はしていなかったが、天候が回復で主稜線を見ることが出来たのはラッキーでした。
    大山5
    大山6

    伯耆大山の最高標高点は1729mの剣ヶ峰ですが頂上は1709.4mの弥山(みせん)になります。
    (記: 野田)

  • 南八甲田山(青森県)登山報告

    写真はのちほど。

    日時: 2014年7月6日(日) 日帰り
    山域: 南八甲田山(櫛ヶ峯)
    参加者: 松林(単独)
    行程: 八戸自宅(4:00) -猿倉温泉登山口駐車場(5:15/5:30) – (旧道コース) – 矢櫃橋(7:00) -駒ヶ峯分岐(9:30) – 櫛ヶ峯山頂(12:00/12:30) – (往路下山)猿倉駐車場(14:30) – 猿倉温泉 – 自宅帰着(16:40)

    快晴

    201407_hakkouda5
    何度か計画を立てては天候や仕事の都合でボツになっていたコースだった。
    このコースは、近年、登山者が少なくなって雑木・笹が茂り、登山道が荒れて高低差の割には時間が掛かるようなので自宅を早めに出ることにした。

    201407_hakkouda2猿倉温泉の直ぐ横に登山者用駐車場があり、届け出ポストがある。

    201407_hakkouda3旧道コースは昭和中期に秋田方面に道路を造る計画があり、途中で中止になった道路だが、ブナ、岳カンバ、モミ、ササなどが茂り、崩壊・侵食
    が進んでかえって歩きずらい登山道になっていた。元は道路の予定で造った道なので勾配はゆるい。時間の割りに高度はかせげないし、手入れがされていないので倒木や、ちょうど頭の高さを横切る樹木(かなり太い)が頻繁にぶつかってくる。ヘルメットを持って来れば良かったと思った。

    201407_hakkouda4登山道は荒れてほったらかしの割りに途中の沢には立派な登山者用の橋が架けてあったりと意図の解らない登山道だった。
    201407_hakkouda6南八甲田山系は古い火山帯でなだらかな山々が続き高層湿原・湖沼が多い。新しい北八甲田山系とは違った山群になっていて入山者も少なく、櫛ヶ峯周辺の景観はひさびさのそう快感を味わうことができた。

    201407_hakkouda7
    この日は朝から快晴。チングルマ、イワカガミ、ニッコウキスゲなどが鮮やかに咲き誇っていた。以下写真参照。


    登山口にある猿倉温泉(一軒宿)は湯量豊富で登山帰りに立ち寄るお気に入りの温泉のひとつ。

    (記: 松林)

     

     

    春(夏?)の懇親山行

    日時: 2013年6月29日(土) – 30日(日)
    山域: 箱根周辺(明星ヶ岳・金時山)
    参加者: 安達(幹事/孫)・南・平井・久世・牧田

    201306konsin04_s
    今回の懇親山行は、以前企画して台風に阻まれた、箱根強羅に泊まって温泉と山を楽しむをコンセプトにした懇親山行の再トライでした。残念ながら参加者が少なかったですが、普段なかなか行かない山に登れるのも、この懇親山行の良い所であります。

    28日(金)の夜8時半に、安達さんとお孫さんが亀戸まで車で来てくれ、一路箱根を目指す。今回宿泊する所は、久世の会社が所有する強羅のリゾートマンションなので、前夜泊が可能で、早めに行ってゆっくり温泉に浸かってのんびりする事が出来ます。首都高速で方面を間違えるアクシデントもありましたが、予定通り10時半に強羅に到着。その後すぐに名古屋から牧田君も到着し、何はともあれ皆で温泉に入る事にしました。お風呂は24時間(午後に清掃時間があるが)入浴可能な大浴場があり、泉質の異なる2つの源泉からお湯を引いているので、マンションとはいえ、なかなかのお風呂だと思います。

    201306konsin01_s
    翌29日(土)、朝ゆっくり起きれるという事が、前夜泊のもう一つの良い所ですが、また朝から温泉に入り、箱根大文字焼きで有名な明星ヶ岳に登る事とする。その前に皆で大涌谷を観光し、有名な長寿の温泉玉子を食しました。朝早く行った為、人も多かったですが、駐車場待ちなどせず、すんなり観光できました。

    明星ヶ岳は、マンションから車で僅かの場所が登山口、という裏山感覚ではありますが、登山者の姿も見かけられます。木が鬱蒼として湿度が高く、意外に急勾配の登山道を皆でゆっくり登り、一時間後にようやく景色の見えるところに出ましたが、何とそこが大文字焼きの「大」の字の一角でした。そこで大勢の方が休憩していていたが、日差しが強くあまり休まず頂上を目指す。すこし登ると頂上らしきのっぺりとした稜線上に着く。そこには分岐の標識しかなく、ずいぶん寂しいななどと言っていたら、他の登山者より本当の頂上は100M先だと教わる。稜線上は8月16日に行なわれる大文字焼き用に、竹が切り揃えられたものが沢山並んでおり、もう夏である事を実感できる。頂上といっても鳥居と石碑がある寂しいところで、眺望も無い。ちょっとした隙間から相模湾が見える程度でした。それよりも稜線上を大勢のトレランのランナーが走っている事に驚いた。しかも殆どが若い人たちで、女性も多く見られた。金時山から明星ヶ岳などの箱根外輪山を走るのが人気だとは聞いていたが、予想以上に大勢の人が走っていた。我々は来た道を戻り、ワンピッチで登山口まで行けました。


    201306konsin02_s_2
    下山後、仙石原に夕食の買出しに行き、3時くらいにマンションに戻るとちょうど南さんが着いたところでした。その後4時過ぎに電車で強羅に着いた平井さんを、車にてピックアップして、全員が揃いました。まだ明るい夕方5時くらいから、牧田君盛り付けの夕食を食べながら、懇親会をスタートしました。部屋からは正面に今日登った明星ヶ岳と大文字焼きの大の字が見え、南さん・平井さんに説明する安達さんの顔が少し誇らしげでした。その後、安達さん・南さんの若い頃の話などが聞け、懇親会は大いに盛り上がりました。
    翌30日(日)、まずは朝から朝風呂に入り、南さんはお客さんと御殿場でゴルフがあるため部屋で別れ、その他は金時山に向かいました。
    今回は金時神社から登り、頂上からは乙女峠まで縦走し、そのから仙石原方面に下りるルートにしました。金時神社からのルートは人気があるらしく、既に駐車場は満杯で何とか駐車する事が出来ました。小さなお子さんのいるファミリーから、山ガール、熟年グループまで様々な方々が金時山にハイキングに来ていて、改めて最近の山ブームを実感した。


    201306konsin07_s_2
    たいして趣の無い金時神社を見学し登り始めるが、人気のハイキングコースらしく登山道が綺麗に整備されている。既に降りてくる人もいて、場所によっては待ち時間が生じてしまう。昨日同様、頂上直下まで眺望が得られないが、登る事自体は非常に楽であり、子供が多いのも納得できるほどであった。頂上には本当に大勢の人がいて、2つある山小屋も盛況で、有名な金時娘も見る事が出来たが、唯一富士山が見えなかった事だけが残念でした。仙石原方面の景色を堪能し、乙女峠方面に縦走すると頂上の喧騒も嘘のように人が少なくなり、静かなハイキングを楽しめる。若干道の悪い所もあったが、問題なく下山。

    マンションに戻り温泉で汗を流し(今回2日間で計5回お風呂に入りました)、牧田君とはマンションで別れ、箱根湯本と厚木で多少渋滞しましたが、早めに東京に戻る事が出来ました。箱根は近く、非常に楽でした。

    次回秋の懇親山行も安達さん幹事にて、大鹿村の一日一組の限定宿や、または箱根も良いとか、色々なプランが出てましたので、乞うご期待です。

    (記: 久世)

    久世君の会社の箱根強羅温泉の、リゾートマンションを、お借りしての懇親山行でした。
    夜だけでしたが、南会員も駆けつけてきて、夜は買ってきた酒さかなの懇親会でした。
    温泉も2種類の温泉が楽しめ、サウナ、打たせ湯、泡風呂、マッサージ付きジェット風呂もあり、とても広くて良い気持ちでした。
    久世さんにはお世話になりました。

    懇親山行は、日ごろ自分たちの行きたい山や沢登りをしていますので、集会では一緒ですが、
    年に何回か、全員で参加でき、ある程度足の弱い人も参加できるような、山を登り、
    そして、夜は懇親を深めるという趣旨です。

    遠く、名古屋から、牧田君が参加してくれました。
    久松さんが、参加表明されていましたが、奥様のお具合が悪く、残念ながら不参加になりました。

    明星ガ岳と金時山と登り、所期の目的を果たしました。
    懇親会も南君が参加され、昔の話に花が咲きました。

    強羅、仙石原と、素晴らしいリゾート地です。

    生憎天気は曇りで(豆御覚悟の山行でしたが、降りませんでした。)、
    富士山を拝む事はできませんでした。

    孫も喜んでくれて、また秋には企画したいと思っています。

    (記: 安達)

    2013剣岳

    日程: 2013年6月9日(日) – 10日(月) 前夜発
    山域: 剣岳(北アルプス)
    参加者: 土井
    行程:
    第1日目: 新宿バスターミナル(23:10 高速バス) – 扇沢(4:45/7:30 仮眠) – 室堂(9:45/10:15)-別山乗越(12:45) – 剣御前(14:00) – 剣御前小屋
    第2日目: 起床(2:50) – 出発(4:13) – 長次郎谷出合(5:15) – 熊の岩(7:30) – 長次郎のコル(8:10/8:20) – 剣岳(9:00/9:20) -平蔵のコル(10:00) – 平蔵谷出合(10:30) – 別山乗越(13:15/14:20) – 室堂(15:35)

    201306turugi01
    人っ子一人いない剣岳に立った。風に負けないぐらい、自分の鼓動が荒く音を立てている。長次郎谷から最後の登りがミックスクライミングだったため、まだ胸がバクバクしているのだ。「興奮さめやらぬ」というやつかもしれない。


    201306turugi02_2
    高さにしたら100メートルもない普通の登りだと思う。6年前の5月に登った時は、雪の斜面をサクサク登ったという記憶しかない。それだけ印象の薄い場所だ。「今回も何とかなるさ」と高をくくっていただけに、コルから見上げた岩場に微妙に雪が張りついている光景は、嫌らしかった。

    今日中に室堂に戻って帰京しないと、仕事に穴を開けてしまう。悠長に眺めている余裕なんてない。

    201306turugi03
    「さあ、登ろう」と意気込んだのに、いきなりコルと岩場をつなぐ雪を踏み抜いてしまった。柔らかい雪が張りついているだけ、という印象は間違っていなかった。気を取り直して再スタートだ。アイゼンをガリガリ軋ませながら、慎重に登る。長次郎雪渓が股の間から見えて高度感が素晴らしい。怖いのが2割、ワクワク感が8割。「このために、登ってきたんだから楽しまないといかん」と自分に言い聞かせる。

    実は一か所、迷った。左の雪壁を登るべきか、右に逃げるべきか。雪壁には踏み跡があったので少し登ってみると雪はシャリシャリと腐っていて、ピッケルもすぐに抜けてしまうほど。う~ん、滑ったら「どんぐりコロコロ、雪渓までコロコロ」と、シャレにならない。

    201306turugi04
    201306turugi05
    そこで右手に移動して登ってみた。最初こそ快適に登れたが、カンテ状で行き詰まる。正確に表現すると、「次のホールドが見えない」「アイゼン前歯で踏み込む勇気がない」という情けなさ。迷うこと数分、腐った雪の上を登るのと天秤にかけ、結論は「このまま登る」。えいやっ!と這い上がったら何とかなりました。やれやれ…。

    頂上には午前9時着。午前2時50分起床だったので、このまま一眠りしたい気分だ。ザックを下して休んでいると、足元の雪面を小さいクモがカサカサと横切った。その先には、カワゲラのようなユキムシがゆっくり移動中だ。「クモに食べられてしまうよ」と警告したが、もちろん言葉は通じない。天敵が接近しているというのに、どうもノンビリ屋さんのようだ。食物連鎖を邪魔するようで申し訳ないが、クモの進路をブーツで阻んでみた。すると、奴さんは方向転換して西に進路を変更。カワゲラに貸し一つ!

    さて、こんなバカなことを、いつまでもやっているわけにはいかない。何たって今日のゴールは室堂なので、気が気ではない。腰を上げると、源次郎尾根の右手に雪のルンゼが伸びていた。平蔵のコルまでの積雪期の巻き道だろう。踏み跡もある。

    201306turugi06
    トレースを追ってみたが、かなり急な斜面。しかも、ルンゼは右へとカーブして、行く先が見えない。「さっきは一か八かうまくいったけど、無理は禁物」という心の声が聞こえてくる。頂上まで戻ることにした。

    平蔵のコルまでは夏道が出ていたのでアイゼンを外した。平蔵谷はビニール袋を使ってシリセード。登りに3時間近くかかったのに、下りは30分。あっけないものだ。

    ここから剣沢の登り返しが辛かった。テント場にはホースが通してあり、冷たい水が飲み放題。それだけを目標にして頑張る。さらに、剣御前小屋でオレンジジュースを1本消化。室堂ターミナル15時30分のトロリーバスはタッチの差で逃したが、45分発という臨時便?に乗ることができた。

    仕事の関係で前夜発1泊2日となったが、無理が効かない年齢だと痛感した。次は2泊3日、ゆっくり楽しみたい。

    【反省】テントポール1本を忘れるという失敗をやらかした。扇沢で仮眠した際に気づいたのだが、ああ手遅れ。ザックに詰めてきた幕営装備が泣いていた。結果として山小屋に泊まってみたが、その禁断の快適さに衝撃を受けた。何年ぶりだろう、山中で布団にくるまって寝るなんて…。

    (記: 土井)

    土日にて甲斐駒黒戸尾根・三ツ峠

    日時: 2012年8月25日(土) – 26日(日)
    参加者: 久世(L)・平井(26日、和樹君と)・松林(26日)・廣岡
    山域: 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根(南アルプス)・三ツ峠屏風岩
    行程:
    第1日目: 竹宇駐車場 – 黒戸尾根 – 甲斐駒ケ岳頂上 – 黒戸尾根 – 竹宇駐車場
    第2日目: 裏三ツ峠駐車場 – 屏風岩(登攀) – 三ツ峠山 – 裏三ツ峠駐車場

    写真は(こちら)

    9月に穂高屏風岩を登る予定を春に決めたが、今年の春・夏は土日に雨が降る事が多く、人工登攀の練習が全く出来ずにいた。そこで8月25-26日にて土曜日は体力強化の甲斐駒黒戸尾根往復、日曜日は登攀訓練を三ツ峠でと計画した。甲斐駒黒戸尾根日帰り往復は、体力強化には関東近郊でも適した山の一つであり、トレランの選手のトレーニングや、登山者の間でも自分の体力の再確認として、日帰り往復は多いと聞いている。

    当会では、安達会員がモンブランに行く前のトレーニングとして登っており、会員にもその体験が如何に良かったかを、常日頃語っており、それに応える山行でもあったと思う。今回、甲斐駒黒戸尾根は久世・廣岡さんにて、翌日の三ツ峠には、松林さん・平井さん・平井和樹君(平井さん息子)も加わって登る事となった。

    8月24日夜9時過ぎに廣岡さん宅に着くものの、久世が登山靴を忘れる大失態。すぐさま自宅に戻り、錦糸町から首都高速に乗るが、15分以上のロスが生じてしまった。首都高速も三宅坂から高井戸まで、断続的に混んでいて、久世にしては早い出発であったが、甲斐駒の登山口の竹宇駐車場には12時過ぎの到着となってしまった。
    車中で仮眠をとり、朝は4時起床・5時出発のつもりが、いきなりの寝坊で5時起床となる、急いで5時40分に出発するが、日帰り往復は出だしから、不安な感じである。しかしながら日帰り登山は、水・雨具・食糧など必要最低限の装備で良いので、ほぼ空身状態で登れる利点がある。

    駐車場より竹宇駒ケ岳神社を通り過ぎ、尾白川の吊り橋を渡れば、すぐ急登の始まりである。寝惚けた体には、いきなり辛いものである。とはいえ、笹平をワンピッチちょっとで通過出来、まあまあのペースで進む。綺麗な林の中を、更に暫く登ると、刃渡りが現れる。両側の切れた岩稜帯であるが、展望が良く、危険な場所であることを忘れ、しばし景色に見とれる。

    刃渡りを越え、しばらく行くと、ハシゴ登りが待ち構えている。何箇所かの、かなり急なハシゴを登ると、8時30分刃利天狗に到着する。小休止の後、ひと登りで5合目到着だが、昔の小屋は完全に取り壊され、礎石のみが残っていて、ただの平たい空き地と化していた。

    さらに数箇所のハシゴを乗り越え、急登を進むと、7合目の小屋が見えてきて、9時40分七丈小屋に着く。小屋で水を補給することなく先に進み、7合目のテント場を通過すると、テントは前日からのものと思われるテントが、1張あるのみであった。この先は樹林も少なくなってきて、稜線歩きとなるが、この日の天気は曇りがちであり、暑さが凌げて非常に楽であった。10時40分、8合目の鳥居を潜ると、甲斐駒らしい景色が広がってきた。

    目の前には奥壁が迫力をもって迫り、見上げると剣が刺さった岩が聳え立ち、その背後に青い空と白い雲が見事に広がり、これぞ夏の山といったところである。

    素晴らしい景色を見ながら最後のひと踏ん張りをすると、頂上が目の前に見えてきた。しかしながら「人・人・人」で、頂上は人でごった返している。最近の山ブームなのか、お手軽な100名山のという事もあるのか、北沢峠側からは、本当に沢山の人達が登ってきていた。頂上直下の登山道は渋滞しており、さらに頂上もバーゲン会場さながらで、休める場所も限られてしまう。当然ながら、頂上の標識で記念撮影するのも順番待ちで、頂上には30分程いたが、休めた感じもなく、すごすご下山となる。雲がかかったり、晴れたりと、景色はあまり良くなかったが、涼しかったので良しとする。下りは頂上であまり休めなかった事と、9-8合目までの岩稜帯を慎重かつ
    ゆっくり下ったせいか、7合目まで1時間半弱かかった。7合目のテント場は狭い事もあるが、今日登った人達のテントで一杯になっていて、黒戸尾根を登る人達がいる事に、何故かほっとする。おそらく頂上での北沢峠から来た人達の、異様なくらいの人混みを見た後だからであろう。

    その後も、5合目までハシゴがあった為か、ペースが上がらない。5合目での休憩中に、廣岡さんに「登りに6時間、下りも6時間かかりますかねー。」と言ったら、廣岡さんの馬力が唸りを上げ、一般コースタイムで50分かかる刃利天狗までを、半分の25分で下ってしまった。その後も廣岡さんのペースは衰えることなく、また登山道がカーブする所では、遠心力を使った見事なコーナーワークを披露し、快調に下る。途中、刃渡りでは富士山・八ヶ岳を見ることが出来、見事なブナ林に心を洗われながら、16時40分竹宇駐車場に戻り、登り6時間、頂上で30分、下り4時間30分の計11時間の山行を無事終えた。

    駐車場もすぐそばのキャンプ場の客も多い事もあるが、こんなに一杯になるものだと感心した。駐車場手前の吊り橋より、今回も尾白川で川遊びをする子供たちを見ることが出来、とてもうらやましく思いつつ、こちらも風呂へ向かった。下山のお風呂は、初見の尾白の湯(尾白の森名水公園べるが内)。竹宇駐車場から、車ですぐの場所で、新しいゆえに混んではいましたが、露天風呂もあり、なかなかの湯でした。

    少しのんびりしてしまい、三ツ峠に向かっている平井さんとの合流の為、須玉ICより一宮御坂ICまで中央高速で移動する。周りがすっかり暗くなった頃、無事一宮御坂にて平井さん親子と合流し、バーミヤンで夕食をとり三ツ峠に移動し、裏三ツ峠の駐車場に幕営する。その後松林さんも合流し、遅くまで夜更かしとなってしまった。

    翌朝、朝食後屏風岩へ向かう。天気は今日は良く晴れているが、昨日の疲れもあり、和樹君の方が、我々より足どりが軽いくらいだ。屏風岩に着き、まずは奥の一般ルートの方に向うと、ルート前の広場で、静岡山岳会の前田さんより声を掛けられる。なんでも静岡市岳連のアルパイン講習会の実地訓練との事、10人くらい講習生がいて、皆さん上手に登っている。ヤル気の高い人達で羨ましい。

    我々も一般ルートにてアップをし、その後羽鳥カンテの1P目にて、人工登攀の練習を始める。まずは久世が登り、トップロープをセットし、人工登攀が初めての廣岡さん・松林さんにトライしてもらう。当たり前の事だが、普通のクライミングとは異なる為、両人とも悪戦苦闘している。アブミに慣れてない為、どうしても腕力に頼ってしまいがちとなり、アブミの一つ上の段に登ったり、一つ先のボルトにアブミを掛ける前に、握力が尽きてしまっているようだ。それでも、二人とも年齢の割には(?)コツをつかむのが早く、まずはトップロープを登りきった。

    続けて練習しているうちに、平井さんと和樹君が一般ルートを何本か登って、こちらに合流してきた。和樹君は普通の運動靴で、去年は小川山・今回は一般ルートとはいえ、上手に登っていて将来有望である。

    となりの四段ハングの1P目に場所を移し、引き続き人工登攀の練習。久世が登りまたトップロープをセットして、平井さんも含め3人に登ってもらう。しかしながら今回のルートは1-2箇所、アブミの最上段に乗らなくてはならない場所があり、練習初回にしては、ちょっと厳しいトライであった。まずは松林さんが登り、問題の箇所で相当手こずったがクリア、続く廣岡さん・そして平井さんまでが不本意な形でフィニッシュとなってしまった。

    最上段を使用する事は、本番でもやさしいルートでは、そんなに多くないと思われるが、屏風岩への練習としては、嫌なイメージが残ったまま、人工登攀の練習を終える事になってしまった。どうも手首の大怪我以来、何かから遠ざかっている気がする。最後に一般ルートに残してあったトップロープを片付け、撤収する事にしたら、ちょうど前田さんが上から懸垂下降にて下ってきたので、「今度一緒にクライミングをしたいね」と約束して屏風岩を後にする。

    和樹君も来たことだし、せっかくなので皆で三ツ峠山の頂上まで登り、記念撮影をして、裏三ツ峠まで下りました。下山後は、2日続けて初見のお湯となり、一宮御坂ICに行く途中の「ももの里温泉」に行く。これが当たりのお風呂で、特に露天風呂から眺める甲府盆地や南アルプスの景色が最高で、こじんまりしているので、特別広くはないですが、なかなかです。休憩室にて夕食を食べ、温泉の駐車場で解散し、渋滞の中央道で帰京しましたが、中々充実した2日間でした。

    同行いただいた、廣岡さん・松林さん・平井さん親子に感謝いたします。

    (記: 久世)

    笠ヶ岳

    日時: 2011年10月4日(火)
    山域: 笠ヶ岳(志賀高原)
    参加者: 掛川(L)・URAN(会友)
    行程: 硯川駐車場(10:30) – 笠ヶ岳山頂(12:30/13:30) – 硯川駐車場(15:30)
    10月4日 晴れ
    笠ヶ岳は、特異な形をしているので遠くからでもすぐわかる。志賀高原の車道を上がっていくと、溶岩ドームが固まった笠ヶ岳の北面は白く粉を吹いたように見えた。
    駐車場から見える横手山の山腹も白くうっすらと雪をかぶっていた。ホテルの脇を抜けて、熊の湯スキー場に出た。朝露の残るスロープを上がっていく。別の斜面では、シーズン開始に備えて草刈をしている。日当たりが良く、すぐ暑くなって上着を脱いだ。斜面はフワフワして気持ちよかった。NZの牧草地を思い出した。正面には前山スキー場のリフトとその向こうに志賀山が見える。
    リフトの途中で道は右折して水平道に移る。道の脇には、黄色いコシアブラ、赤いオオカメノキ、そしてダケカンバの黄色い紅葉があった。ほとんどアップダウンもないトレールだ。
    段々笠ヶ岳に近づくと、道は笠ヶ岳の北面を回り込むように付いている。その辺は、積もった雪が日差しと共に溶け出してポタポタと雨の中を歩いているようになり、雨具を着た。
    ところどころ、ザラメ状の雪が固く残っているところもあった。峠の茶屋付近は切通で南に面していて雪もなく、明るかった。
    ここからの登りは地図上では急な登りを予想していたが、木の階段がついた整備された道が頂上付近まで続いていた。ほとんどの人が峠の茶屋まで車で上がり、そこから30分足らずで笠ヶ岳の頂上に行ってるようだ。
    頂上では360度の展望が楽しめた。穂高から白馬、浅間山、草津白根、北信五岳、雲がかかっていて頂上ははっきりしない山もあったが、景色はいい。
    一時間近くのんびり過ごして、元の道をたどる。既に雪も溶けきったのか、雨のようなしずくもやんでいた。
    次の日、小布施でりんごを買ったら、そこの奥さんが、「山は雪が降ったそうですね」と聞いたので、「ええ、少し積もってましたよ」と話した。
    (記: 掛川)